COLUMN家づくりコラム

どんなことができる?IoTを活用したスマートホーム

イエタッタ編集部
2022.01.20

最近よく耳にする「スマートホーム」という言葉。IoTやAIによって、便利で快適な暮らしが実現できる住まいのことを指します。IoT(Internet of Things)は、直訳でモノのインターネット、住宅や自動車、家電などがネットワークを通じて相互に情報を交換するシステムのことです。例えば、外出中にスマホやタブレットを使って、家の中の家電を遠隔操作し、家事を楽にしたりして、生活の質を向上するものです。将来的に5G化が進む社会の中で、スマートホームが増加していくことが予想されます。では、具体的にスマートホームができること、導入のメリット・デメリットはなんでしょうか。

 

◆スマートホームができること

 

・ハンズフリーでドアの鍵の開け閉めができる「スマートロック」

玄関ドアにスマートロックを取り付けることで、スマホやタブレットを使って鍵の開け閉めが可能に。ハンズフリーで自動解錠するように設定ができるので、荷物を持っているときにも便利です。外出先でも、玄関ドアが施錠されているかどうかについてアプリを使って確認できます。

 

・家電操作が楽々

IoT家電とスマホ、スマートスピーカーなどを連動させることで、掃除機や照明、室内カメラなどさまざまな物の操作が簡単にできます。エアコンや照明のオンオフを管理することでエネルギーの無駄をなくすことにもつながります。

 

・生活リズムを整え、体調管理に役立つ

照明やカーテンを目覚ましと連動させるなどして、住む人のライフスタイルに合わせて環境を整えることが可能に。睡眠時間や体のデータなどを収集することも可能で、健康管理に役立ちます。

 

 

◆スマートホームのメリット・デメリット

 

メリット

・住宅設備や家電の操作が便利になる

・セキュリティ対策の強化

・外出先でも家族やペットの見守りが可能に

 

デメリット

・通信障害や不具合が起こった際は、システムが機能しなくなることも。また、スマホやタブレットを身の回りに持っていない、紛失したというときに操作できなくなる場合もあります。そんなときは、事前の対策が必要に。

 

・インターネットを経由して機能するスマートホーム。ハッキングを受ける可能性もないわけではないので、サイバー攻撃への対策を行う必要があります。

 

◆「スマートホーム」と「スマートハウス」の違い

IoTやAIを利用した便利な暮らしを叶えるのが、スマートホーム。一方で、スマートハウスは、最新のテクノロジーを導入して、家庭内のエネルギー消費をコントロールすることを目的にした住宅のこと。創エネ・蓄エネ・省エネを目指した家です。似た言葉ではありますが、持っている意味が異なります。

 

暮らしを便利に、豊かにしたい方、高齢者や小さな子ども、ペットのいる家庭、強固なセキュリティーを目指したい方にはぴったりのスマートホーム。住宅メーカーや建築会社と相談し、設備などを吟味して、ライフスタイルに合った便利な暮らしを叶えましょう。

 

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