COLUMN家づくりコラム

侵入させない!新築戸建ての防犯対策①  

イエタッタ編集部
2022.06.06

 

戸建ての住まいは、セキュリティが強化されたマンションなどと比べると防犯性が低い傾向にあるといわれています。新築を計画する際、快適性やデザイン性だけでなく、防犯性の高さについても重視しましょう。玄関ドアや窓などの開口部はもちろん、植栽やデッキなどに考えられる、他者の侵入を防ぐ住まいの対策についてお伝えします。

 

◆玄関周りの防犯

 

ディンプルキーを採用

ディンプルキーとは、表面にくぼみのある鍵のこと。構造が複雑で、そのパターンは、数十億通りにもなるとか。簡単に合鍵は作れず、ピッキングすることも難しいといわれています。耐久性に優れているという点もメリットです。通常のギザギザとした形状のディスクシリンダーと呼ばれるカギは、複製が簡単なため防犯性は低いため、採用する住まいは減少しています。

 

ワンドアツーロック(ダブルロック)を設置

ワンドアツーロックとは、1つのドアに2つ以上の鍵がつける施錠方法のこと。鍵を開ける手間が倍かかるという点で防犯対策になります。また、ワンドアツーロックの玄関ドアはその厳重な見た目からも空き巣が避けやすいといわれています。

 

スマートキーやスマートロック玄関を採用

スマートキー、またはスマートコントロールキーや電子錠とも呼ばれる、鍵を差し込むことなうドアを解錠するタイプの鍵。メリットは、鍵の閉め忘れ対策ができる点、ピッキングをが防止できる点。デメリットは、故障には寿命によるものと不具合によって、解施錠ができない、オートロックによる締め出しなどのトラブルが起こる可能性があるという点です。スマートキーやスマートロックには、多彩な商品があるので性能を吟味して選びましょう。

 

 

・リモコンキー

バッグやポケットにリモコンを入れておけば、施錠・解錠ができるリモコンキー。

ドアのハンドルのボタンを押すことで反応するタッチタイプや、ノータッチでも反応するものなどがあります。

 

・カードキー、シールキー

ICチップが内蔵されてたカードタイプのキー。ドアハンドルなどに設置された読み取り部分にカードキーを近づけることでドアの施錠・解錠が可能。シールタイプもあり、スマートフォンなど、持ち物に貼り付けて利用します。

 

・スマートロック

スマートフォンを利用してコントロールできる玄関ドアもあり。多くの場合、施解錠の操作履歴が残るので、家から離れたとしても鍵を閉めたかどうかが確認できます。オートロックにできたり、遠隔操作で簡単に操作ができるのも魅力。

 

センサーライトを設置

夜間に住まいに近づこうとする不審人物をけん制することができます。多くは玄関周りやガレージに設置されており、空き巣などに狙われやすいといわれている浴室やキッチンの窓付近に設置する場合もあります。

 

防犯カメラを設置

犯罪の予防はもちろん、何かが起こってしまった場合にも記録を残せると、昨今カメラを設置する家庭が増えています。センサーライト同様、玄関やガレージ、窓周りなど目立つ場所に設置することによって抑止力になるのもメリットです。

 

家族の安全・安心な暮らしを守るためには、防犯対策を徹底した住まいづくりしたいもの。最新鋭の技術を取り入れながら、納得のいく安全な住まいをつくりましょう!次回は、窓や外壁などにできる防犯対策について紹介します。

 

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