COLUMN家づくりコラム
オシャレな外観デザインの種類のご紹介！
オシャレな外観デザインの種類のご紹介
理想の住宅を実現するには間取りの広さといった内部の設計も大切ですが、どういった外観の住宅デザインにするかも重要なポイントです。
和モダンや洋風モダン、ヨーロッパ風、アメリカンスタイルなど、人気の住宅デザインの種類は数多くあります。
それぞれの住宅デザインについて知識を深めることで、失敗や後悔の無い住宅造りが実現できるでしょう。
目次--------------------------------------------
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外観デザインの種類とスタイル5選
注文住宅を建てる際に、特にこだわりたいのが外観デザイン。
どんなデザインにしたらオシャレな外観の住宅にできるのか、デザインの種類にはどのようなものがあるのか、気になる方は多いのではないでしょうか。
住宅の外観デザインやスタイルで人気があるスタイルは主に以下の5つです。
・和風・和モダン
・洋風モダン
・シンプルモダン（デザイナーズハウス）
・南欧風（プロバンス）・北欧風
・アメリカンスタイル
ここでは、それぞれの外観デザインの特徴について詳しく解説してきますので、これから注文住宅を建てたい方はぜひ参考にしてみてください。
和の要素を取り入れた外観（和風・和モダン）
（施工事例：素肌で感じる無垢の木の家）
モダンとは現代的という意味の言葉で、住宅デザインの場合はシンプルな直線や曲線を利用した簡潔なスタイルの住宅を指します。
配色もブラックやホワイト、グレーなどのモノトーンで統一されていることが多く、全体的にシックな印象です。
このシンプルなモダンスタイルに「和」の要素を取り入れたのが「和モダン」のデザインとなります。
（施工事例：まるで京町屋のようなレトロモダンハウス）
和モダンスタイルの住宅は、モダンの住宅に従来の日本家屋の要素を取り入れることで、オシャレなだけでなくどこか落ち着ける印象を感じられる住宅デザインです。
例えば屋根の形状は昔ながらの切妻屋根や寄棟屋根で作り、外壁には格子状のデザインを取り入れると和の雰囲気を感じさせられるでしょう。
格子はデザイン性だけでなく通気性や視線を遮る効果もあるため、快適な住環境を実現する意味でも有効です。
木材風の塗装を塗ったアルミ製の格子などをうまく活用すると、耐久性のあるエクステリアが実現できます。
（施工事例：【土地約37坪】天然素材で自然を感じて暮らすまるで旅館のような家）
和モダンな外観デザインにするとき、特に外壁に土壁を採用する場合は、こまめにメンテナンスをしてあげないと時間と共にひび割れなどが発生する恐れがあるため、定期的に塗り直しを行う必要があります。
また、日本古来の障子や襖（ふすま）を用いた間取りの場合、各部屋が完全に仕切られているわけではないので防音性が課題となります。
自室など、プライバシーを確保したい部屋についてはあらかじめ防音性の高い壁材や扉を使用して建築しましょう。
洋の要素を取り入れた外観（洋風・洋風モダン）
（施工事例：【27帖の広々LDK】高気密・高断熱の高性能なフレンチスタイルの家）
洋風モダンは「和モダン」とは対照的に、洋風の要素を取り入れた住宅デザインになります。
ここで言う洋風とは主に欧米の住宅スタイルのことで、ヨーロッパ風の窓枠やアーチ風のオブジェ、タイル張りの壁と言った要素が盛り込まれたデザインの住宅を指します。
広めに作られたリビングにはオシャレな欧風テーブルやチェスト、クローゼットなどがよく似合い、家族の人数が多いご家庭などでは日本式の間取りよりも快適に過ごせることもあるでしょう。
映画で見た憧れのヨーロッパ風住宅に住みたいと考える人には、特に人気のある住宅デザインと言えます。
洋風の住宅を建てる際の注意点としては防音性・防寒性に関してです。
洋風の住宅では主にフローリングの床材が使用されますが、フローリングは畳などに比べて冬に冷えやすいため、カーペットなどを敷かなくてはなりません。
また、フローリングは直下の階に音や振動が響きやすいのも特徴なので、防音性の高いクッションフロアなどの採用も検討しましょう。
シンプルモダン（デザイナーズハウス）な外観
（施工事例：【グッドデザイン賞受賞】変化に対応できる小回りがきく家）
シンプルモダンの住宅デザインは、モダンのデザインからさらに装飾などを取り除き、極力シンプルに見せることにこだわった現代的でスタイリッシュな住宅デザインです。
住宅の要素のほとんどが直線のみで構成され、凹凸がないシンプルさが飽きの来ない住宅を実現します。
配色もホワイトやブラックなどのモノトーンカラーのみ使用されることが多く、周辺の住宅の中で悪目立ちすることがありません。
また、シンプルな構造なので施工の手間もかからず、建築期間が短くて済むといったメリットもあります。
建築家によるデザイナーズハウスも人気が高く、洗練された外観を好む人に特におすすめのデザインと言えるでしょう。
（施工事例：シックで大人かっこいい外観の住まい）
シンプルモダンの住宅を建てる際に気をつけるべきポイントは、カラーサンプルは大きめのものを確認するということです。
シンプルモダンの住宅では平面の外壁に広く塗装されるため、カラーサンプルと実際の外壁に誤差があると大変です。
一般的に、広い面積に塗られた色は明るく見えるため、カラーサンプルを確認する際はなるべく大きめのものを、できれば自然光の下などで確認しましょう。
南欧風・北欧風の外観
（施工事例：【casa carina】「こんな家に住みたい」をカタチにした、南欧の邸宅をイメージした家）
ヨーロッパ風の住宅デザインには、大きく分けて南欧風・北欧風のデザインがあります。
南欧風（プロバンス）の住宅デザインは、素焼きの粘土で作られたスパニッシュ瓦や半円状の屋根などが特徴的な、スペインやイタリア、ギリシャといった南欧の要素を取り入れたデザインです。
また、南欧風では軒の出を出さないところもポイントです。
軒の出は日差しや汚れを防止する役割があるため、その部分がないと外壁が汚れやすいというデメリットがあります。
しかし、その汚れも南欧風独特のアンティーク感を出すのに一役買ってくれるでしょう。
そして、窓は、上げ下げ窓か滑り出し窓を採用しましょう。
一方、北欧風の住宅のデザインでは、フィンランド、ノルウェー、スウェーデンといった北欧の国々に見られる住宅の要素を取り入れた住宅デザインとなっています。
こちらは自然をイメージしたグリーンや土を連想させるベージュといったアースカラーをふんだんに盛り込んだ外壁、シンプルな外観に急勾配の三角屋根など温かみのある外観が特徴的です。これは北欧が寒冷地であることから、目に見える景色に温かみを持たせ、快適に過ごせるようにしたためと言われています。
また、ホワイトの外壁を用いることも多いです。
全体的にホワイトでまとめ、アクセントとしてパステルカラーのドアを用いたり、ホワイトの外壁に赤茶色のレンガの屋根にしたりと、色の組み合わせはさまざまです。
アメリカンスタイルの外観
（施工事例：カリフォルニアハウス「人生 × be natural」ラグーナのお家）
アメリカンスタイルにもいくつか種類があり、中でも「ブルックリンスタイル」と「アーリーアメリカンスタイル」が特に人気を集めています。
「ブルックリンスタイル」とは、アメリカのニューヨーク市ブルックリン区の独特のスタイルを指す言葉です。近年、インテリアデザインやファッションの分野で人気を集めています。
ブルックリンスタイルは、レンガの壁、裸の電球、金属製の家具、天井の梁など、インダストリアルな要素を取り入れるのが特徴です。
これにより、都市的でありながらも温かみのある空間を演出することができます。
ブルックリンスタイルの外観にするためには、いくつかの特徴的な要素を組み合わせる必要があります。
まず、レンガやタイルの使用が特徴的です。
レンガやタイルを取り入れることで、一気にブルックリン風の雰囲気を出すことができます。
実際のレンガを使用しなくても、レンガ柄の壁紙で手軽に取り入れることも可能です。
少し風化したようなデザインを選ぶことで、より本格的な雰囲気を演出できるでしょう。
また、DIYでのタイル貼りもおすすめです。
特にブルックリンスタイルに欠かせないのが、サブウェイタイルという横長の光沢のあるタイルです。このタイルは、ニューヨークの地下鉄でよく使用されており、取り入れることで一気にブルックリン風になります。
そしてカラーは、ブラック、ブラウン、グレーなどが主に使用されます。
このカラーの採用により、より大人っぽくクールな外観が完成するでしょう。
（施工事例：自然と仲間が集まって笑顔が溢れる、リビングとガーデンデッキが繋がる家）
また、無骨な質感を活かすことも重要で、むき出しの配管やダクトなど、無造作なデザインもブルックリン風の特徴と言えるでしょう。
これらの要素を取り入れることで、住宅をおしゃれなブルックリンスタイルに変えることができるでしょう。
「アーリーアメリカンスタイル」の外壁デザインは、一枚ずつ重ねて作られる「ラップサイディング」が特徴的です。
細長い板を重ねることで、厚みと立体感を持たせ、シンプルながら独特な風合いを出すことができます。
（施工事例：ウッドデッキのある『アーリーアメリカンスタイル』の家）
そしてカラーはホワイトや水色など、爽やかな色彩が特徴で、外壁と窓枠などの付帯物に2色を使ってコーディネートすると、統一感が生まれます。
自然な雰囲気を出したいなら、ブラウンやグリーンのような自然色を取り入れるのも良いでしょう。
また、「ドーマー」という名前のついた屋根が付いていることもあります。「ドーマー」は、2階の屋根裏部屋への採光を目的として作られた窓や屋根の部分で部屋の通気性も向上させます。
さらに、「カバードポーチ」という屋根で覆われたポーチやデッキを取り入れると、外部空間でも日差しを避けることができるのでとても快適です。
（施工事例：海外映画で憧れた家族や仲間が集う家）
これらのポイントを取り入れることで、おしゃれなアーリーアメリカンスタイルの住宅を実現することができるでしょう。
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