【土地17坪】狭小でも光の入る開放的な家
- 本体価格
- 1,500万円〜2,000万円
- 坪単価
- 43万円〜57万円
- 延床面積
- 115.54㎡/34.9坪
坪庭、天窓のある吹き抜け、地窓、屋上などを丁寧に盛り込み、「タテヨコ」に広がりを持たせています。約17.8坪の敷地に二世帯住宅を新築。バルコニーやデッキと一体化させた広く明るい空間が特徴的です。さらに3階の天窓から入る光は、スケルトン階段を抜けて1階まで照らしており、狭小地の悩みを解消するだけでなく、デザイン性の高さもポイントです。
1階部分は叔父叔母世帯の住まいとして設計。ダイニングキッチン、寝室にも寛ぎの場にも使える和室、叔父叔母が専用で使う水まわりで構成。ダイニングの延長として使えるウッドデッキでは、趣味のガーデニングを楽しまれており、街なかでホッと癒される暮らしを実現している。狭小地の二世帯住宅のため、玄関は2家族が共有で使えるように設計している。
2階部分はHさん家族の暮らしのメインステージ。アイランドキッチンを備えたLDK、水まわり、書斎コーナー、アウトドアが楽しめるバルコニーを配置している。階段室とLDKとの間は、ポリカーボネートを採り入れた扉や格子の壁で区切り、冷暖房効率の向上と採光を両立。アイランドキッチンにはカウンターを造り付け、会話をしながら、料理や食事をすることができる。バルコニーは腰壁にせず、アイアンフレームを取り付けることで、光や風の流れを妨げず、視界も抜け、開放感を生み出している。
3階部分は、主寝室やフリースペースなどHさん家族のプライベート空間を配置。フリースペースは将来的には子ども部屋として利用することができ、小屋裏までフルに使えるロフトも設計している。階段の頭上には2カ所に天窓を設け、隣家が迫る敷地でも一日中、安定した光を取り込むことができる。
格子や透過性のある造作建具が天窓から入る光をリビングに届け、明るく開放感のある住まいに。アイランドキッチンを中心に水まわりやリビングを回遊でき、生活しやすい動線にしました。
リビングとバルコニーは、フラットな設計で一体感を持たせて広がりを与えています。
カウンターを造りつけたアイランドキッチン。ダイニング側はブルーのモザイクタイルを貼り、壁面を活かした大容量収納を設けたり、水まわりと隣接させるなど、家事もスムーズにはかどります。
階段によるデッドスペースを活かした書斎コーナー。カウンター机や棚を造り付けたり、黄色のクロスを貼り分けるなどして独立した雰囲気を演出しました。
フリースペースは勾配天井にして、目いっぱい空間を広く。ロフトも設け、お子さんの遊び場や収納スペースとして活用。全体的にホワイト系でまとめ、ナチュラルな雰囲気に仕上げました。
階段の上り口には壁厚を利用し、本棚を造作。階段に腰かけて、頭上の天窓から降り注ぐ光に包まれるライブラリー空間となっています。
1階から3階まで架けられたスケルトン階段の上には、天窓を設置。隣家が迫る敷地でも、一日中、安定した光を取り込むことができます。
木造3階建ての二世帯住宅。間口はわずか4.4m、隣家が迫る狭小地に建つ家は、中はとても開放的で明るい空間に仕上げました。黒いガルバリウム鋼板のスタイリッシュな外観に木製の格子が温もりを添えています。