【敷地面積19坪】限られた敷地に快適性&独創性をプラスした家
- 本体価格
- 2,500万円〜
- 坪単価
- 103万円〜
- 延床面積
- 79.59㎡/24.0坪
この家を一言で表すなら「外に閉じ、内に開く住まい」。開口部の前に緩衝地帯となる土間スペースを設け、その外にハイウォールを設置。こうすることで、外からの視線を遮りつつ、光と風は室内に取り込むことが可能となりました。こうした基本設計をベースに、ご夫婦のライフスタイルを反映したプランが提案されています。
釣りが趣味というご夫婦のために、魚をさばくための専用スペースを設置したり、料理担当の旦那さまの気分が高まるシックでモダンなキッチンを選択したり、脱ぐ着る洗うを完結できるランドリースペースを設けたりと、自由な空間づくりを実現しました。
外から見える窓を極力無くしたいという思いから、玄関土間を設けて外と内の中間の空間として活用することに。土間をLDKで囲むことで中庭としての役割を持たせています。ランドリースペースは通常よりも広めにとっており、使い勝手を向上させました。釣った魚をさばくための「お魚キッチン」は、外からも出入りできるだけでなく、キッチンにも隣接させることで、料理のアシストも考えられています。
2階はさまざまな用途で使えるように、部屋を細かく設けています。主寝室に2部屋、ウォークインクロゼット、書斎、などを設けつつ、オープンに使えるコージーコーナーを設計。家族が思い思いの時間を過ごすことができます。当初は間取りを細かくするとエアコン効率が落ちると考えていたが、全館空調システム「エアロテック」の採用により、一年を通して快適な空気環境を作り出すことに成功しました。
縦に長い敷地に合わせて考えられたL字型のLDK。玄関土間を囲むようにつくられており、1・2階の側面から存分に光と風が取り込まれる。「スタイリッシュな外観と合わせて、シンプルモダンな雰囲気が出るように室内も考えています」と旦那さま。
L字形にとられたリビングは、テレビの背面にアクセントクロスを採用。ナチュラルな質感の住まいにおいて、空間全体の印象を引き締める役割を担っています。
リビングスペースは、土間からの採光で一日中明るい。無駄な間仕切り壁や建具がないため、玄関までが一体となった間取りとなっています。
旦那さまが最もテンションが上がるという、シックなキッチン。大理石調トップが採用されたデザイン性の高いスタイル。裏手のカップボードやペンダントライトと合わせてまるでショールームのような趣です。
廊下兼手洗いコーナー。丸形ミラーとタイルで、マリンスタイルを思わせる仕上がり。洗面台としての役割を持っているため、ワイドカウンターを設け、夫人のパウダーコーナーとしても活用できます。
広々としたランドリールーム。ここで脱ぐ、着る、片付けるがオールインでできるように広さと必要な収納を設計。室内干しができるため、雨の日が続いても洗濯物がたまらない。全館空調システム「エアロテック」により、室内干しでも洋服がしっかり乾きます。
外から直接出入りができる「お魚キッチン」。釣ってきた魚は鮮度が良いうちにさばくことが大切なため、帰宅したらすぐに取り出して作業ができる場所があると嬉しい。さらに、床や壁を丸洗いできるように水で流せる素材を使いつつ、ホース付きのシャワーも設けるなど、魚屋さんさながらの仕様に。趣味を確立した注文住宅ならではの空間です。
階段を上がると、自由にくつろげるように、ソファを置いたコージーコーナーが広がります。ここで読書をしたり、夫婦で寛いだりと、自由にリラックスタイムを満喫。こうしたちょっとしたスペースがあることで、暮らしの幅が広がります。
テレワークができる書斎スペース。程よい「こもり感」があり、じっくりと作業に集中できます。照明器具や壁紙など、細部にいたるまでこだわりが行き届きます。
ホテルライクな上品なデザインのベッドルーム。ベッドから起き上がらずに照明のオン・オフができるようにスイッチの配置が考えられています。
玄関前の長い土間スペース。ハイウォールの高さ、広さなどは緻密な計算によって実現されたもので、この外構計画により外からの視線を遮りながら、光と風を室内に取り込むことができます。LDKへの光もここから採るため、日中はずっと明るい。さらに、自転車を置くこともできるなど、多彩な使い方ができます。
訪れた人が「窓がない」と驚く外観デザイン。凹凸を組み合わせたようなデザインは夫婦のこだわり。写真左に見えるポストがある通り、こちらが正面となります。ここから玄関土間へとつながり、室内へと続いていきます。