【casa basso】晴れでも雨でも美しい、長く住み継ぐ美しい平屋。
- 本体価格
- 1,800万円〜
- 坪単価
- 60万円〜
- 延床面積
- 93.89㎡/28.40坪
『casa nord(カーサノルド)』の「nord」とは、イタリア語で「北」を表します。日本で最も厳しい寒さの北海道では、-20℃の気候になることも珍しくありません。そんな環境でも快適に住むためには、他の地域とは比較にならない高い性能が求められます。「nord」には「北の知恵」をいう意味も込められています。
北海道を活動拠点とする建築家・五十嵐淳氏の設計デザインのもと、シビアな環境で育まれてきた住まいの知恵をふんだんに活かした、-20℃でも快適な住まい。それが『casa nord』です。
建築家・五十嵐氏は、「光」の表現が見事です。どんな住宅でも、それぞれに適した光を呼び込みます。「casa nord」も、その例に漏れません。 2階の天窓から差し込む太陽の光は、床のグレーチングや階段の間をぬいながら、1階までこぼれ落ちます。高い場所から取り込む光は、さまざまな場所に反射しながら、優しく柔らかい光となって、室内をふんわりと包み込みます。
外観の特徴にもなっている細長いスリット窓は、豊かな自然を感じさせる明るい光を室内にふんだんに取り入れます。さらに、このスリット窓は周囲の視線を回避する役割も担っています。どんな環境に建っても、快適な生活が送れるように配慮されているのです。
玄関先には、北国では欠かせない風除室が設けられ、その先の戸を開けて室内に入ると、1階は中央の柱を中心としたワンルーム構造になっています。2階は真ん中にあるホールを拠点として、4つの部屋を配置。各部屋をつなぐホールは、床が木製のグレーチングになっています。階段を挟んで向かい合う部屋は、それぞれの小窓を開けるとお互いの部屋の外まで見通せるレイアウトになります。さらに、階高を低くすることで気積を少なくし、冷暖房負荷を軽減。そして、階高の低さによる圧迫感は、梁をむき出しにすることで回避しています。
こうしたアイデアの一つひとつが、寸法以上の広がりやつながりを持つ空間を実現させています。
「casa nord」の壁には、断熱総合メーカーとして長い歴史を誇る「FPコーポレーション」が手がける、硬質ウレタンと一体成形したオリジナルの「ウレタン断熱パネル」を採用。高密度に圧縮されたこの「ウレタン断熱パネル」を壁面に組み込むことで、一般の工法と比べて1.7倍もの壁組強度を実現。さらに真夏の熱い外気や、真冬の冷たい外気をシャットアウトし、逆に室内の快適な空気(温度)を外に逃がしません。
また、この「ウレタン断熱パネル」は年月を経ても品質の劣化や性能の低下が少ないうえに、高い断熱性能と気密性能で壁内結露を抑え、長期にわたり、家の劣化を防いでくれます。
「BARBARA CAPPOCHINビエンナーレ国際建築賞」グランプリをはじめ、国内外で多数の受賞歴を持つ、建築家・五十嵐淳氏。雪深い北海道の大地で生まれ育ち、今も北海道を拠点に世界で活躍します。その五十嵐氏が設計した「casa nord」は、断熱、遮熱、構造など基本的な性能を高い次元で実現しているのみならず、五十嵐氏いわく、人の暮らしを豊かにできる“生活の性能”を備えた家。
「casa nord」は、家族のつながりや快適さにまで配慮されており、ソフト面においてもハード面においても “あたたかい”。寒冷地はもちろん、どんな場所でも快適に暮らせる住まいが、プロフェッショナルの手によって生み出されました。