COLUMN家づくりコラム

見学会に行ってみよう!構造見学会、完成見学会でチェックすべきポイント①

イエタッタ編集部
2021.11.25

理想の住まいをかなえるために、家づくりに関するヒントが満載の見学会に出掛けてみましょう。モデルハウスや展示場とは異なり、実際の住まいには参考になることがたくさんあります。事前にチェックすべき項目をおさえ、効率的に見てまわるのがおすすめです。家を建てたいけれどまだ何のイメージも湧いていないという人、家づくりを進めていきたいけれど疑問や悩みを抱えている人は要チェック!

 

「見学会」は大きく分けて2種類

建築中の建物を訪問し、構造を確認してどんな施工方法か、どんな素材を使っているかなどを確認する「構造見学会」。

出来上がった家を、オーナーに引き渡す前に一般に公開する「完成見学会」。実際にそこに住む家族の理想やライフスタイルによって、具体的にどんな家ができあがっているかをうかがえる貴重な機会です。

 

見学会に行く前に、持っていくべき物をチェック!

【持ち物リスト】

□メモ帳と筆記用具

参考になったことや気になることをメモしましょう

□電卓

建築会社や職人、家の持ち主と話を聞く中で、具体的な予算や間取りなどの情報があったときに活躍

□カメラ

気になるところは許可を取ってぜひ撮影を

□メジャー

図面や写真では分かりづらい、家具や扉、窓の幅などをはかるときに使用

 

住まいの基礎を学べる

構造見学会へ行ってみよう!

構造見学会の情報は広告や建築会社のウェブサイトなどでチェックすることができます。懇意にしている建築会社がある場合は、営業担当者などから声かけがある場合も。人数制限があることも多いので、事前予約をしてから訪問するのがおすすめです。

構造見学会に参加するメリットは、やはりモデルハウスでは見ることのできない、“家の中身”が見られるという点。実際の現場を見て、壁の中や床下をじっくりと観察しながら、基礎や構造の説明を聞くことができます。また、契約をする前に建築会社や工事に関わるスタッフの仕事ぶりを知ることができるのもメリットといえます。

 

 

チェックすべきポイントは?

【基礎部分】

・基礎の種類、配筋の数や感覚

家の基礎は、「ベタ基礎」「布基礎」の2種類。耐震性がそれぞれ異なります。軸組の工法についても種類があるので、耐震性や耐久性に関してチェックしてみましょう。

 

・コンクリートの厚さ

基礎となる地盤やコンクリートの厚さは、家を支えるうえで重要なもの。図面と総意がないかチェックを。

 

・地盤の状況やそれに合わせた対策

 

 

・床下換気の状態

床下をしっかりと換気することで土台の腐れを防ぎ、シロアリ被害を未然に防ぎます。

 

【棟上げ後の現場】

・使用されている木材

担当者に説明を聞きながら、無垢材が使われているのか、集成材が使われているのか、それぞれのメリット・デメリットなどについて聞きましょう。

 

・接合部に使われている金具や仕様

木材同士のつなぎ目にきちんと金具が使われているかなどを確認。

 

・断熱材の種類や施工方法

どんな風に断熱材が使われているか、隙間なくはられているかをチェック。

 

【建築現場について】

・職人や大工さんがどんな対応をしてくれるか

・現場がきちんと整頓されているか、ゴミが落ちていないか

現場で実際に働いている職人さんや大工さんの仕事ぶりをしっかりと見ておきましょう。トラブルの発生を防ぐためにも、丁寧な仕事がなされているか、マナーやモラルは守られているかは重要です。

 

 

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