COLUMN家づくりコラム

流行のアクセントウォール。選び方のポイントは?①

イエタッタ編集部
2021.12.13

部屋の壁の一部を、カラーや柄の素材にして、空間にスパイスを加える「アクセントウォール」。「アクセントクロス」とも呼ばれます。一面を変えるだけでがらりと雰囲気が変わり、一気におしゃれに、個性的になるとして、近年人気を集めています。おしゃれなアクセントウォールですが、コーディネートがうまくいかないと、部屋の印象がごちゃごちゃしてしまったり、壁だけが悪目立ちしてしまったりと逆効果に。アクセントとしての壁を活かすには、どうすればいいか。選び方の参考になる情報をお伝えします。

 

部屋の印象を左右する壁やフローリング、家具や雑貨の色。

バランスのとれたインテリアの配色には、黄金比があります。

 

ベースカラー 70%

メインカラー 25%

アクセントカラー 5%

 

この比率を守ることで、バランスの良いおしゃれなインテリアになるといわれています。

 

ベースカラーというのは、天井や広い壁面、床を含めた、部屋全体の大部分を占める色のことです。70%のベースカラーを確保することが難しい場合は、フロアマット、ラグなどを使ってベースカラーをそろえるなどして調整するといいでしょう。

 

ベースカラーに次ぐ大きさのメインカラーは、ソファやテーブル、シェルフなどの大きな家具の色。メインカラーを増やしたいときは、色調を統一することがカギにまります。

 

最後は、  アクセントカラー。たいていの場合は、インテリアの中で最も目を引く、差し色となる色を使います。小物やクッション、カーテンなどの色に、ベースカラー、メインカラーの対象となる色を入れることで、空間の印象を引き締めたり、華やかにする効果があります。

 

 

アクセントカラーの色選びは、色相環を意識することで合わせやすくなります。メインカラーに似た色合い、またはメインを引き立てる補色(反対色)を選ぶと効果的。

 

 

類似色

似た色相を組み合わせます。色相環で見ると、メインカラーと隣り合う色が類似色です。

赤であれば、隣の濃いピンクとオレンジ。まとまりのある印象を作ることができます。

 

補色(反対色)

色相環で見ると、向かい合う色、円の反対側にある色を指します。アクセントとして補色を使うことで、メリハリがつき、空間が引き締まったような印象になります。

 

また、まとまりのある、落ち着いた雰囲気の空間にしたい場合は、ベースカラー、メインカラー、アクセントカラーを同系色の明度と彩度の異なる色を使うといいでしょう。色を統一しながら彩度を変えることで、まとまりがある中でもメリハリが生まれます。

 

 

アクセントウォールの色選びに悩んだときは、配色の黄金比をもとに、インテリアの好みに合わせて考えると絞れてくるのではないでしょうか。空間の中の色数を意識しながら、すてきな暮らしを叶えてくださいね!

 

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