COLUMN家づくりコラム

BBQやプール、夏のひとときを楽しむアウトドアリビング  

イエタッタ編集部
2022.06.27

 

キャンプやBBQなど、アウトドアアクティビティへの人気が高まっている昨今。住まいにも外遊びが楽しめるスペース、アウトドアリビングを設ける方が増えています。家にいながら気軽にアウトドアが満喫できるアイデアを紹介します。

 

◆住まいに取り入れるオーナーが急増!アウトドアリビングとは

アウトドアリビングとは、住まいの屋外に設けられたくつろぎスペースのこと。家族の食事やホームパーティーが楽しめるよう、広々とした空間に家具を置いたり、緑をうまく活用するなどして演出。部屋と一体感を持たせたデザインが多く、中庭やテラス、縁側などさまざまな形があります。

 

 

◆屋外スペースの種類。それぞれの違いは?

 

・テラス

古いフランス語で「盛り土」を意味するテラス。基本的に1階部分に作られて、地面より高い位置に作られます。室内とつながる屋外スペース全般を指し、屋根や庇の有無は問わずテラスと呼ばれます。

 

・ウッドデッキ

テラスに設けられる木製の床のこと。エクステリアの一部として扱われます。テラスの定番で、木の温もりが感じられるのが魅力。サンシェードを付けるとより快適性が高まります。

 

・タイルテラス

近年増加しているのは、タイル張りのテラス。使用するタイルのタイプによって、印象が変わるのが特徴です。ウッドデッキと比べると地面からの高さはさほどなく、芝生や洋風ガーデニングとの親和性が高いのでおしゃれに演出できます。

 

・中庭

中庭とは、文字通り建物の中にある庭のこと。開放感がありながらも、周囲の視線を避けることができ、プライバシーを守ることができるのが魅力。屋内の床を一続きにすると、統一感が生まれてセカンドリビングとしてくつろぐことができます。

 

・縁側

屋内と屋外をつなぐ板張りのスペース。日本家屋に見られるスペースで和テイストの平屋の住まいなどで選ぶオーナーも多々。縁側の中でも幅の広いものを「広縁」と呼びます。中庭に設けることももちろん可能。風情がある点と、腰かけやすい高さが魅力です。

 

・ベランダ

ベランダは、住まいの上階の外回りに設置された屋根のあるスペース。物干しなどに使われることが多いスペースですが、アウトドアリビングとしても活用可能です。

 

・バルコニー

ベランダに対し、屋根のないスペースのことを一般的にバルコニーと呼びます。広々としたバルコニーは、アウトドアリビングにぴったり。観葉植物などを設置するのもおすすめです。

 

・ルーフバルコニー

ルーフバルコニーは、2階以上の階層を持つ建物の階下の屋根部分につくられたバルコニーのこと。「ルーフテラス」とも呼ばれます。高層の開放感とともに、こちらも周囲より高い位置にあるスペースのため、周囲の目線が気にならないというメリットがあります。

 

◆アウトドアリビングを快適にする工夫

アウトドアリビングも、通常のインテリアと同様に演出の仕方は多彩。屋内と関連性を持たせることで、広がりのある空間をつくることもできます。周囲の目線が気になる場合はウッドフェンスなどの目隠しを設けたり、夜間も楽しめるよう照明を設置したり、さまざまな工夫があるので、じっくり考えてみましょう。

 

・日差し対策

屋根がないスペースの場合は、日差しをよけることができるパーゴラやシェードを設けることをおすすめします。可動タイプのオーニングテントなどは、天候や季節に合わせて採光の調節ができるので便利です。

 

・お気に入りの家具を設置

住まいの雰囲気に合わせてこだわりのテーブルやソファ、チェアを置くことで、癒やしの空間をつくることができます。少なからず風雨にさらされることを想定した、屋外用の家具であることが必須。

 

・ハンモックなどのリラックスグッズを設置

ハンモックやソファなど、ゆったりとくつろげるグッズなどを置くことで癒やしの空間に。アウトドア好きの人は、BBQセットなどにこだわるのもいいでしょう。子どものいる家庭はプールを設置するのもおすすめ。

 

好みや住まいの雰囲気、家族や友人との過ごし方に合わせて、理想のアウトドアリビングをつくりましょう。存分に屋外の開放感が味わえる快適な空間を設けて、豊かな暮らしを実現してください。

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