COLUMN家づくりコラム

人気のキッチン2024 キッチンの種類から徹底解説!

イエタッタ編集部
2024.03.06

人気のキッチン2024 キッチンの種類から徹底解説!

 

人気のキッチン

 

「注文住宅にどのキッチンを入れるべきか迷ってしまう」「見学した建売住宅のシステムキッチンは人気があるものなのかな?」などキッチンについて気になることは多々あるかと思います。

理想の住まいを見つけるには、キッチン選びはとても大切なポイントです。

ここでは家づくりに欠かせないシステムキッチンの種類と人気のメーカー・オプションを紹介します。

 

目次--------------------------------------------

・キッチンの細かい種類とは?

・対面式キッチンについて

今人気のキッチンオプションとは?

・今人気のキッチンメーカーはどこ?

・大阪・兵庫・京都・奈良・和歌山で注文住宅をお考えならイエタッタへ

・関連リンク

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キッチンの細かい種類とは?

 

アイランドキッチン

 

住まいの重要な要素であるキッチンにはさまざまな種類があります。

その中から、よく選ばれるタイプについて紹介します。

 

キッチンは大きく分けて3種類

キッチンはミニキッチン・セクショナルキッチン・システムキッチンの3種類に大きく分けることが出来ます。まずは各種類の特徴をご紹介いたします。

 

【ミニキッチン】

 

(出典:LIXIL)

 

ミニキッチンは、コンパクトなサイズのキッチンであり、幅広い場所に設置可能です。一般的に、90センチメートル以下の大きさであり、スペースを節約しながらも調理や洗い物を行うことができます。また、シンクやワークトップの下に収納がないタイプは作業しやすい設計であり、腰をかけての作業も可能なものもあります。

 

【セクショナルキッチン】

 

(出典:LIXIL)

 

セクショナルキッチンは、セパレートキッチンとも呼ばれ、コンロ台やシンクが個別に分かれています。これにより、ミニキッチンよりも作業スペースが広く、調理や洗い物を同時に行いやすくなります。

また、据置きのコンロを使用するため、コンロの交換が容易であり、IHなどの加熱機器のバリエーションも豊富です。料金的にもお手頃であり、多くの色や質感が選べるため、主婦の方々に人気があります。

 

【システムキッチン】 

 

(出典:Panasonic)

 

システムキッチンは、シンク、コンロ、収納設備、作業台などが1枚のワークトップ(天板)により一体化しており、調理作業を効率的に行うことができます。また、継ぎ目がなく、美しい仕上がりが特徴で、継ぎ目に汚れがたまる心配などが軽減されるのでお手入れも比較的楽になります。一般的に多くの住宅で使用されており、機能やお色、質感などが非常に豊富に選ぶことができます。そのため、自分の好みや生活スタイルに合わせて、カスタマイズすることが可能です。

 

システムキッチンは対面式キッチンとクローズドキッチンに分けられる

ご紹介した3種類の中でも一般的に多くの住宅で取り入れられているシステムキッチンは、さらに2タイプに分かれており、リビングとの空間を仕切らず作るタイプが対面式キッチンと、空間を分けて作るタイプのクローズドキッチンがあります。

 

【対面式キッチン】

対面式キッチンはリビングとの仕切りがなく、ながら調理をすることが出来ます。リビングで子供が遊ぶ様子を見守りながらやくつろぐ家族と話しながら、さらにはリビングのテレビを見ながらなど、ながら調理をしたい方に対面式キッチンが好まれます。

また、対面式キッチンは孤独を感じにくいところもメリットです。一般的に料理をする人は一日2時間はキッチンで過ごすと言われています。

その2時間、閉鎖的な空間で料理するか、家族がいる方や人はいなくとも広い空間で調理をするかでは大きな差です。よって閉鎖感あるクローズドキッチンより対面式キッチンの方が孤独を感じにくい作りとなっています。

さらに対面式キッチンではリビングとの空間が分けられていないためテーブルまでの同線が短く配膳が楽という利点もあります。

 

【クローズドキッチン】

 


(出典:クリナップ)

 

クローズドキッチンはリビングルームやダイニングルームなど他の部屋とは壁やドアで仕切られた完全に分離されたキッチンを指します。

調理に集中したい、ゆっくりと調理をしたい方にはクローズドキッチンがおすすめです。対面式キッチンでは気になってしまう人の声やテレビの音などがクローズドキッチンでは聞こえにくいため、集中して料理に取り組むことが出来ます。

また、キッチンは調味料や食材、調理器具など、どうしても生活感が出てしまいます。クローズドキッチンではリビングとの空間が分けられているためそのような生活感がリビングから見えないようになっています。頻繁に急な来客があったり、生活感を隠したい方にはクローズドキッチンが好まれます。

そしてリビングに匂いが広がりにくいので、リビングにあるカーテンやソファーなどに料理の匂いがしみこみにくいのも特徴です。

 

 

対面式キッチンについて

 

対面式キッチンはリビングとの仕切り具合や設計により、アイランドキッチン・ペニンシュラキッチン・壁付型キッチンに分かれます。

 

憧れの的、アイランドキッチン

アイランドキッチン

 

対面型キッチンの中でも特にスタイリッシュでおしゃれだと憧れの的になっているアイランドキッチン。四方が壁に接続しておらず、島(アイランド)のようになっていることからその名前が付けられています。

憧れの気持ちを持つのも納得の見た目ですが、先走らずメリットとデメリットをしっかりとチェックしてから導入を検討しましょう。

 

【アイランドキッチンのメリット】

アイランドキッチンの一番の特徴は開放感があるという点で、従来のキッチンよりも空間が広がり、より快適な料理空間になっています。また、アイランドキッチンはリビングやダイニングと一体化していることが多いため、対面式キッチンの中でも特に家族や友人とのコミュニケーションを取りやすくなり、料理をしながらでも会話を楽しむことができます。

 

さらに、間取りがオシャレになるという点では、アイランドキッチンは一種のデザイン要素としても機能します。キッチンの中心に配置されるアイランドは、見た目にも美しく、インテリア全体を引き立たせる役割を果たします。

そして、アイランドキッチンは複数の人が同時に作業するのに適しているため、料理を手伝う家族や友人がいる場合でも、スペースを有効活用できます。このように料理の効率が向上し、楽しく料理を行うことができるのも大きなメリットですね。

 

【アイランドキッチンのデメリット】

アイランドキッチンを設置するには、周囲に十分なスペースが必要です。特に、キッチンとリビングやダイニングなどとの間に余裕を持たせる必要があります。このため、狭いスペースやコンパクトな住居には適していないことがあります。

 

また、アイランドキッチンは全方位が壁に接続していないため、対面式キッチンの中でも特にキッチンの様子が周囲から見えやすいです。料理の際にキッチンの中が見えることが気になる場合や、料理中の乱雑な様子を隠したい場合には不向きかもしれません。

 

さらに、一切仕切りがなかったり、キッチンのふちに囲いがほとんどないことから油はね・水はねや匂い、調理中の切りくずなどがキッチン以外にも良く広がってしまうという点も考慮すべきです。アイランドキッチンは通常、四方に囲いがないタイプがほとんどなので、気づかないうちにキッチンの向こう側で幼い子やペットなどが落ちたものを口にしてしまう…なんてこともあり得るので注意しなければいけません。

 

ペニンシュラキッチンも人気

ペニンシュラキッチン

 

四方が壁に接しない、独立した作りのアイランドキッチンに対し、ペニンシュラキッチンは左右どちらかが壁に接した作りです。壁から突き出た半島(ペニンシュラ)のように見えることからその名前が付けられています。

 

【ペニンシュラキッチンのメリット】

アイランドキッチンと同様、料理中に会話などを楽しめることはもちろんのこと、ペニンシュラキッチンは一方を壁付けできることからアイランドキッチンよりも省スペースで設置できるメリットがあります。

また、リビングに面している一方のふちにパーテーションのように少し高さを出すことで、料理をする手元を隠すことが出来たり、食材が落ちにくくするなどということもできます。

さらに次に出てくる壁付型キッチンよりも空間的な解放感が高いのも特徴です。

 

【ペニンシュラキッチンのデメリット】

アイランドキッチンと同様、油はね・水はねや匂いが広がりやすくなっています。ただし、油はねはコンロが壁側になるように設計したり、レンジフードの前だけ透明な油跳ねガードを設置して対策しても良いかもしれません。

また、空間の解放感を重視すると吊戸棚などを設置しない場合もあり、壁付型キッチンと比べて収納スペースが少なくなる可能性もあります。あらかじめ収納したいものを考えて、十分な大きさの収納スペースも確保できるようなキッチンに設計できるといいですね。

 

狭小住宅などにも取り入れられる壁付型キッチン

壁付型キッチン

 

ダイニングやリビングなどと空間的には仕切られていないが、壁の方向を向いてダイニング・リビングに背を向けた形で料理をするキッチンのことを壁付型キッチンといいます。

 

【壁付型キッチンのメリット】

壁付型キッチンはダイニングやリビングのスペースを広く取りたい方におすすめです。アイランドキッチンやペニンシュラキッチンのようにキッチンに十分なスペースが取れない場合は、壁付型キッチンにする方が多いです。狭小住宅などの限られたスペースでも壁に沿ってキッチンを取り付けられるのでスペースを有効に活用できます。

また、壁側を向いているので料理に集中できる点もメリットです。ダイニングテーブルを壁付型キッチンのそばに配置をすることで、料理をして振り返ってテーブルへ配膳することが出来るので配膳がとても楽になる可能性があります。

 

【壁付型キッチンのデメリット】

壁付型キッチンの一番のデメリットはキッチンがリビングから丸見えになってしまうところです。

料理中のコンロから食器を洗うシンクまですべて手元が見えてしまうので生活感を見られたくない方には不向きかもしれません。

また、家族などと料理中に会話をする際も壁の方を向いて話すことになるので少し話しにくくなります。特に幼いお子様がいる家庭などはお子様に背を向ける形となるため、様子が目で確認できるペニンシュラキッチンやアイランドキッチンの方が良いかもしれません。

 

 

今人気のキッチンオプションとは?

 ビルトイン食洗器

 

快適さがアップするオプションは、こだわりのシステムキッチンにつけたいですね。

人気のあるキッチンオプションを紹介します。

 

・タッチレス水栓・ハンズフリー水栓

センサーにより水栓に触れずに吐水と止水ができる設備で、手が汚れていたり両手がふさがったりするときでも、手をかざして水が出せます。

 

・ビルトイン食洗機

シンク下やキャビネットに収めたタイプの食洗器です。

ビルトイン型は食洗器を置くスペースが不要なため、すっきりとした見た目のキッチンになります。

 

・ビルトインオーブン

海外のシステムキッチンだと、ビルトインオーブンといってコンロの下やキャビネットに収まったタイプのオーブンがあります。

レンジ機能も付いているビルトインオーブンにすれば比較的大きな家電であるオーブンレンジを他のスペースに置かなくて済むため、省スペースを実現できる場合もあります。

 

・調理スペースの近くにコンセントを設置

小型電動調理器を使う場合、離れた場所にコンセントがあると不便です。

調理スペースの前の壁や下台に必要な分のコンセントを設置しましょう。

 

・小さな違いだけどあると嬉しいタオル掛け

収納部分に取っ手がないタイプのキッチンには、タオル掛けのオプションをつけると便利です。

手を洗ってすぐにタオルを使えると手間がかからず、作業が楽になります。

 

 

今人気のキッチンメーカーはどこ?

 

今回は人気のシステムキッチンやおすすめのシステムキッチンを紹介しました。

 

システムキッチンのタイプや形、具体的にこんなキッチンがいいなとイメージが固まってきたら、次はいよいよキッチンメーカーとその製品の特徴を見比べていきましょう!

 

今人気のキッチンメーカー9社のメーカー自体の特徴やどのような製品を扱っているかを比較・まとめた記事がありますのでぜひご覧ください。

 

2024年版システムキッチンメーカー比較まとめ!

 

 

大阪・兵庫・京都・奈良・和歌山で注文住宅をお考えならイエタッタへ 

 

「対面式キッチンに憧れて狭い住宅でも取り入れてみたのはいいが、結局部屋が狭くなってしまいソファーが置けなくなってしまった。」「壁付型キッチンにしてスペースは広かったもののキッチンの中が丸見えで恥ずかしい。」などと後々後悔をすることのないよう、システムキッチンのタイプを見比べてこだわりに合った納得のいくキッチンを選びましょう。

 

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