COLUMN家づくりコラム
注文住宅で理想の和室を実現しよう!最新情報2024
注文住宅で理想の和室を実現しよう!最新情報2024
「和室はあった方がよい?」「どれくらいの広さにすればよいかわからない」など、和室の設置に関してさまざまな悩みや疑問をお持ちの方も多いでしょう。
和室の役割や必要性、適した広さなどの他、さまざまな機能性のある和室など理想の和室のためになる情報をお伝えします。おしゃれな和室のポイントも解説しますので、参考になさってください。
目次--------------------------------------------
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和室は何をする場所?家における役割は?
昔から長く愛されてきた畳がある和室はあるととても便利なものです。
和室は用途に合わせて利用でき、さまざまな役割を果たしてくれます。
・訪問客があった場合の接待部屋(客間)
和室があればお客様が来たときの接待部屋としても使えます。
座布団やローテーブルで話し合いができ、普段使用している生活感のある部屋を使わずにすむでしょう。
また、話し合いの真剣な雰囲気にもピッタリです。
・布団を敷いて寝室にする
寝室として使うのもおすすめです。家族の寝室としてだけでなく、ゲストが泊まるときにも寝室として利用できます。
布団を敷く際、フローリングよりも畳の上に敷く方が落ち着いて寝ることができますね。
布団をしまったり、干したりする手間はかかりますが、押し入れなどに片付ければ日中は他のスペースとして使うことができます。
・子どもの遊び場として使う
(施工事例:耐震等級3&外断熱も叶えた!漆喰と無垢の木の家)
和室は子どもの遊び場としても適しています。
畳なので転んでもケガをしにくく、来客時に和室で遊ばせておければお客様に迷惑がかかることもありません。
・アイロンがけや洗濯物を畳む場所として使う
(施工事例:【土地約37坪】天然素材で自然を感じて暮らすまるで旅館のような家)
アイロンがけのときや洗濯物を畳むとき、フローリングの床は抵抗があることもあるでしょう。畳であれば気にならないものです。
・畳の香りが落ち着きを与える
畳に使われるい草の香りにはリラックス効果があると言われています。
実際に畳の香りに落ち着きを感じる人も多いでしょう。
森林浴ですがすがしい気分になれるのはフィトンチッドという成分のおかげと言われていますが、い草にはそのフィトンチッドが多く含まれているため、リラックスできたり、さわやかな気分になれたりするのです。
和室の種類は大きく分けて2種類
和室には大きく分けると、真壁和室と大壁和室の2種類があります。
・真壁和室のメリット・デメリット
(施工事例:【建築家と建てる家】茶室のある和テイストの家)
真壁和室は柱や梁を見せる工法で仕上げた和室で、昔ながらの和室です。
木のぬくもりを感じると同時に高級感があり、和の雰囲気を大切にしたい場合におすすめです。
ただし、職人の腕によって仕上がりに差が出ることや、柱や梁などの素材にコストがかかるのがデメリットです。また、小さい子どもなどがいる場合は、障子に穴を開けてしまうこともあるので注意が必要です。
・大壁和室のメリット・デメリット
(施工事例:2階リビングで明るく快適なオヒサマノイエ【見学可】)
柱や梁を壁の中に隠して仕上げるのが大壁和室で、新築住宅などに多く使われます。
和の雰囲気を残しながら洋風にするなど、個性的な和室をつくれるのが大壁和室のメリットです。また、職人が仕上げる真壁和室よりコストを抑えることもできます。
一方で、部屋の面積が狭くなることが多く、仏壇などを置くのは不向きなケースも少なくありません。厳かな和の雰囲気を出しにくいのがデメリットと言えます。
和室の広さはどれくらいが適切?
和室の広さはどれくらいがよいのか迷ってしまうこともあるでしょう。
和室の使い方や家全体の雰囲気などによっても、適切な広さは異なります。
どのように和室を使いたいかを考えて広さを決めるとよいでしょう。
・小上がりの和室、小さい和室を考えている場合
(施工事例:グレーの顔がカッコイイ。自然素材でつくる子育てしやすい間取りの家)
和室として一部屋までは必要ないけれど、畳の部屋が欲しいと考えるなら3畳がおすすめです。段差のある小上がりの和室は部屋にメリハリができ、高さをつければイス代わりにもなります。物を置いたり、仕事部屋にしたり、いろいろな使い方もできるでしょう。
ただし、それほど広い和室でなくてもよいけれど、友人や親戚が来たときに寝室として使いたい場合は、4.5畳がおすすめです。
・一部屋を考えている場合
(施工事例:四季折々に表情が移り変わる自然と共存できる平屋)
和室を一部屋として考えるなら、6畳か8畳がおすすめです。布団やベッドなどを2組以上敷くことができ、座卓を置くこともできます。独立した部屋として、テレビなどを置くことも可能です。
特に親戚が集まることも多いなら、6畳より8畳の広さがあった方がお客様も快適に過ごせるでしょう。
優れた機能を持つ和室を考えてみよう
一言で和室と言っても、現代ではデザインも機能もいろいろなタイプがあります。
優れた機能の和室を紹介します。
・今人気がある小上がり和室
(施工事例:統一感のある、木目の外観デザインが印象的なお家)
現代風の大壁和室を考える場合、段差のない和室がよいか、段差のある小上がり和室がよいか迷うこともあるでしょう。
小上がり和室があるとフラットな空間の中に立体感を出すことができ、スタイリッシュな雰囲気を演出できます。フローリングの部屋より高い段差があることで、ベッドのように使うことができ、地べたに寝ていると言う感覚をなくせます。
ただし、お掃除ロボットは段差を上がれませんし、バリアフリーには向いていません。
段差の高さにもよりますが、小さいお子さんが落下したり、つまずいたりする危険もあります。
・フローリングに直置きできる畳を使う
(出典:ダイケン)
琉球畳はフローリングに直置きできる畳です。洋室を和室にしたくなった場合に、リフォームをする必要がありません。
・押し入れや本棚、クローゼットなどの収納場所を作っておく
(施工事例:【淡路島】平屋でコンパクトに暮らす)
和室に押し入れやクローゼットなど収納スペースを作っておくと便利です。
仕事部屋として使う場合は本棚、子どもの遊び場として使うならおもちゃやキッズアイテムの収納スペースがあると片付けもしやすいでしょう。
・水洗いできる畳もある
ペットを飼っている場合は粗相をしたり、汚れた足で和室を駆け回って畳を汚してしまったり、などといった心配もあるでしょう。そのような場合は、水洗いできる畳がおすすめです。
簡単に取り外しができ、シャワーなどで水洗いをすればOK。水などの液体物をこぼしても大丈夫です。
おしゃれな和室を作るには?
おしゃれな和室にするには、畳のデザインや照明などにこだわるとよいでしょう。
どのような方法があるか紹介します。
・畳の種類を検討する
(施工事例:【淡路島】平屋でコンパクトに暮らす)
畳には「縁」が付いているのが一般的ですが、現在では縁なしでおしゃれに見える畳もあります。リビングとの続き部屋なら縁なしタイプの方がモダンな雰囲気を出せます。
また、い草の代わりに和紙を使った畳は、さまざまな色があるので選択の幅が広がるでしょう。さわやかな雰囲気のグリーンやあたたかみのあるアイボリーなどのほか、高級感を出すには黄色やベージュなどもあります。
・畳を設置する向きを変えて模様を作る
(施工事例:永年満足の平屋)
畳を設置する向きを変えたり、異なる色の畳を設置したりすることで、和モダンな和室づくりができます。
・壁や天井のデザインを工夫する
(施工事例:『ルピオス』~家族の笑顔がめぐる家~)
ベージュやダークブラウンの壁紙はシックで落ち着いた雰囲気づくりが可能です。
ネイビーやグレーなどを使うと、スタイリッシュなオシャレ感が出ます。
また、アクセントクロスと言って、壁や天井の一面だけ異なる色にする方法もあります。
壁紙一面を買えるのではなく、特定の扉のみのデザインを変えることでも良いアクセントになります。
・照明の形を工夫する
(施工事例:想いを繋ぐ和のしつらえ)
白木のフレームや和の模様のカバーなどのほか、吊り下げタイプの竹ひごと和紙を使った照明はおしゃれでやさしい雰囲気づくりができるでしょう。
天井に埋め込むダウンライトなら、おしゃれなだけでなく部屋をすっきり見せることも可能です。
陶器を使ったシェードスポットライトをアクセントとして用いるのもおすすめです。
おすすめの畳メーカー8選
・ダイケン
ダイケンは「ダイケン 健やかおもて」という和紙畳が魅力的です。
この畳は、手すき和紙ではなく機械すき和紙を用いているため、コウゾやミツマタなどの天然素材に比べ、カビやダニの発生が少ないため、お子様の健康に配慮しています。また、お手入れが簡単で、汚れや日焼けに強く、美しさを持続させることができます。
(出典:ダイケン)
さらに、引っ掻いても傷つきにくく、ペットの爪や玩具による傷もつきにくいため、耐久性にも優れています。室内環境や地球環境にも配慮し、湿気をコントロールしていつも快適な住み心地を実現します。ダイケンの調湿性能の優れた建材を採用することで、部屋全体をサラッと気持ちのいい空間にすることが可能です。
(出典:ダイケン)
・セキスイ
セキスイの畳「MIGUSA」は、日本古来の畳文化を現代の住まいに取り入れ、より快適な暮らしを提供します。伝統製法とテクノロジーを融合させた「MIGUSA」は、天然イ草の風合いや肌ざわりを保ちながらも、高い耐久性や安全性、豊富な色柄を備えた新しい素材の畳です。
(出典:セキスイ)
セキスイの畳「MIGUSA」は、水や汚れに強くお掃除が簡単です。天然イ草に比べて、ほぼ100%に近い洗浄率を実現しており、汚れが簡単に取れるため、手入れやお掃除が簡単です。
さらに、豊富な織柄とカラーバリエーションは、現代のインテリアテイストに調和しやすく、洗練されたインテリアコーディネートを実現します。
(出典:セキスイ)
・イケヒコ・コーポレーション
イケヒコ・コーポレーションは、和モダンなインテリアに調和し、暮らしに溶け込む置き畳を提供しています。和室を考えているがスペースの問題で和室をあきらめなければいけない時、置き畳を購入するという手もあります。置き畳をフローリングの上に置くだけで、部屋がゆったりと落ち着くくつろぎスペースに変身します。手軽に設置できるだけでなく、防音性やクッション性などの機能性も兼ね備えています。
(出典:イケヒコ・コーポレーション)
イケヒコ・コーポレーションの置き畳には、畳の素材であるい草を使用したものと、ポリプロピレンをベースとしたものがあります。い草の置き畳は、空気をきれいにする力や湿気を調整する力、消臭力など、多くの機能性を持ち、リラックス効果も期待できます。一方、ポリプロピレンの置き畳は、汚れに強く水などをこぼしてもさっと拭き取れるメリットがあり、日焼けもせずに長く使用できます。
(出典:イケヒコ・コーポレーション)
・ニトリ
ニトリの畳は、置き畳や小上がりなどの種類があり、フローリングの上や古い畳の上などに敷いて使用します。畳の素材はい草を用いており、快適な湿度を保ちながら空気をキレイにし、夏は涼しく、冬はあたたかな空間を提供します。また、い草の断面には空気がたくさん含まれており、保温・断熱特性があります。これにより、一定の温度を保つだけでなく、適度なふんわり感を提供し、衝撃を吸収します。
(出典:ニトリ)
シンプルなデザインでありながら、和室や洋室にも調和する上敷きとして活躍します。さらに、裏貼付きの加工により、クッション性と耐久性が向上し、床を傷つけにくくなっています。裏貼がしっかりと重みを増し、ヨレが出にくくなるため、長期間美しい状態を維持します。さらに、防カビ・防ダニ・抗菌防臭加工が施されており、清潔な環境を保つことができます。
大阪・兵庫・京都・奈良・和歌山で注文住宅をお考えならイエタッタへ
和室を設置するには、広さや設置場所などのほか、デザインや使いやすさなども考える必要があります。
素敵な和室空間がある住まいづくりをお考えの方は、ぜひこの記事を参考にしていただければ幸いです。
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