COLUMN家づくりコラム

備えておきたい、築後10年目の話。

イエタッタ編集部
2021.08.09

土地探しから始まり、設計の打合せからお金のこと、さまざまなプロセスと問題を乗り越えてたどり着いた念願のマイホーム。オーナーにとっては人生のゴール地点のようなものですよね。多くの人が数十年の住宅ローンを活用して建てていると思われますが、家を建てて10年後に、意外な出費がかさんでしまうことを知っていますか?

 

必ず訪れるメンテナンスの時期

 

築10年、というのは一般的な住宅のメンテナンス時期です。主なものとして外壁のメンテナンスを行うことがありますが、これを怠った結果内部に水が浸入してしまい、のちのち大きな補修や改修が必要になってしまうケースもあります。また、屋根なども塗装をチェックするのに適した時期と言えるほか、浴室乾燥機や食洗器などの設備機器の耐用年数が来る時期でもあります。住まいに関わるもので言えば、新築と同時に冷蔵庫や洗濯機などの家電類を購入していた場合、耐用年数が同時期にやってきます。

 

 

それらが必ず一度に発生するわけではありませんが、トータルの出費で言えば平均80万~100万円台と言われています。もちろん、住宅ローンとは別に…

10年目といえば、子供たちが進学したり車を買い替えたりすることもあったりで、何かと出費もかさむ頃。そんなときに100万円近い出費はかなり痛いですね。

 

10年後への備えと対策

 

その対策は簡単、というか備えるしかありません。10年間、月々平均8,000円を貯めておけばという計算ですね。少し負担はありますが…ちょうど、マンションの共益費や修繕積立金のようなものとして考えればよいかもしれません。

ちなみにこの費用は家が大きくなればなるほど比例的に多く必要になります。そのあたりの費用面も考えて、家の計画を立ててみてはいかがでしょうか。

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