COLUMN家づくりコラム
見学会に行ってみよう！構造見学会、完成見学会でチェックすべきポイント②
モデルハウスや展示場とは異なり、実際に一般の方が暮らす住まいには参考になることがた
くさんあります。家を建てたいけれどまだ何のイメージも湧いていないという人、家づくり
を進めていきたいけれど疑問や悩みを抱えている人は要チェック！理想の住まいをかなえる
ため、細かな情報が満載の見学会に出掛けてみましょう。事前にチェックすべき項目をおさ
え、効率的に見てまわるのがおすすめです。
「見学会」は大きく分けて2種類
建築中の建物を訪問し、構造を確認してどんな施工方法か、どんな素材を使っているかなど
を確認する「構造見学会」。
出来上がった家を、オーナーに引き渡す前に一般に公開する「完成見学会」。実際にそこに
住む家族の理想やライフスタイルによって、具体的にどんな家ができあがっているかをうか
がえる貴重な機会です。
見学会に行く前に、持っていくべき物をチェック！
【持ち物リスト】
□メモ帳と筆記用具
参考になったことや気になることをメモしましょう
□電卓
建築会社や家の持ち主と話を聞く中で、具体的な予算や間取りなどの情報があったときに活
躍
□カメラ
気になるところは許可を取ってぜひ撮影を
□メジャー
参考にしたい扉や窓、家具などのサイズをはかるのに便利
■理想の住まいのヒントが満載、完成見学会へ行ってみよう！
その建築会社がどんな家を建てるのか、技術やセンスをしっかりとチェックできるのが完成
見学会です。施主のライフスタイルや好みなどを反映した住まいは、参考になる部分が盛り
だくさん。モデルハウスのように最新の設備を備えている家はめったにありませんが、実際
に暮らすことを身近にイメージできる良い機会です。
チェックすべきポイントは？
・部屋の間取りや風の通り、採光、生活動線
実際にその空間に立ってみたとき、さらに生活を想像して動いてみたときにどう感じるかを
チェック。
・使われている素材
どんな素材が使われているかをチェック。床材は壁紙など、実際に触って体感してみましょ
う。
・収納スペース、造作家具や建具
十分な収納はあるか。またライフスタイルに合った収納の造りになっているかは重要ポイン
ト。
・電源やネット配線の配置
使いやすく、快適性があり、かつ見た目が気になるかならないか確認。
・断熱、防音機能、冷暖房設備
特徴的な設備があるかどうかチェック。生活にかかわる快適性の部分を確認。細かなところ
はビルダーや施主に質問してみましょう。
マナーを守るのも忘れずに！
ほとんどの完成見学会は、その住まいのオーナーのご厚意で行われています。新しい家に傷
をつけたり、汚したり、オーナーを不快にさせる発言をしたりすることは必ず避けて。マナ
ーを守って見学させてもらいましょう。
