COLUMN家づくりコラム

住まいを改修するリフォーム・リノベーション。基本的なスケジュールは?  

イエタッタ編集部
2022.02.24

今ある建物を改修するリフォームやリノベーション。リフォームは古くからある言葉ですが、近年はリノベーションという言葉もよく耳にします。混同してしまいがちな二つの言葉ですが、定義の違いはあるのでしょうか。また、リフォーム・リノベーションをする際の、基本的なスケジュールについてもお伝えします。

 

◆リフォームとリノベーションの違いって?

 

リフォーム

「Reform(リフォーム)」とは、「改良」「改善」。老朽化した建物を新築に近い状態まで回復させたり、使い勝手の悪かった部分を改良するという意味合いで使われるのが一般的。外装の改修や、システムキッチン、トイレ・ユニットバスなどの入れ替え、壁紙の貼り替えなど、比較的小規模な工事です。

リノベーション

「Renovation(リノベーション)」とは、「修復」「改修」に加え、「刷新」や「革新」といった意味を含む言葉。一般的に、住まいの性能や価値を高めるための、大規模な工事を行うことを指します。耐震・免振補強であったり、間取りの変更を行ったりする場合はリノベーションです。新築以外の選択肢として、中古物件を購入しリノベーションを行うという家づくりのケースも多々あります。

 

ただし、法律上の明確な定義分けがあるわけではなく、実際にはハウスメーカーや工務店によってその意義はさまざま。住まいをどのように変えたいか、大がかりな変更であれば住まいの構造上それは可能か、容易にできるのかなど、信頼のおける会社に相談してみましょう。

 

 

◆リフォーム・リノベーションの流れ

 

①家族間で住まいの現状の不満や要望を出してまとめる

家族で話し合い、老朽化などにより暮らしの中で不便に感じていることや、将来のライフスタイルの変化を踏まえ、改修すべき所などの要望を出し合い、大まかな予算や優先順位を決めていきます。

 

②情報収集をして、希望のイメージを具体化

計画が大まかに決まったら、イメージをより具体化するために情報収集を。雑誌や、イエタッタの施工事例のようなウェブサイトやSNSをチェックするのもおすすめ。リフォーム・リノベーションを手掛けるハウスメーカーや工務店のショールームを訪ねてみるのも◎。

 

③リフォーム・リノベーションをお願いする会社探し

どんなリフォーム、リノベーションがしたいか決まったら、工事を依頼する会社探し。イメージに合う家づくりを行っている会社を複数リストアップし、それぞれに見積もり依頼を出して内容を比較するといいでしょう。

 

④プランや見積もり書を比較検討して、契約

リフォーム・リノベーションのプランや見積もり、対応してくれる担当者との相性などを確認し、いよいよ契約。後々にトラブルが起こることのないよう、しっかりと確認しましょう。

 

⑤工事スタート

大規模な工事の場合は、一次的に転居が必要に。事前に仮住まいや引っ越しについてもしっかり計画しておきましょう。

 

⑥工事完了・引き渡し

工事が完了したら、契約した内容と異なるところはないか、傷や汚れはないかなど仕上がりをきちんとチェック。確認が終われば、晴れて入居です。

 

中古物件をリノベーションする場合は、希望条件をそろえた後物件探しを行います。不動産会社や不動産を扱うハウスメーカーや工務店などに相談してみましょう。

物件購入後は現地調査を行い、リノベーション業者と相談の上で計画を進めていきます。

相性の合う会社選びはなかなか大変かもしれませんが、理想の住まいの実現のためにもじっくり考えてみましょう。

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