COLUMN家づくりコラム

愛猫と心地よく過ごせる注文住宅を建てよう

イエタッタ編集部
2024.05.10

愛猫と心地よく過ごせる注文住宅を建てよう


猫と住む家

 

愛猫と暮らす家づくりをするなら、人にも猫にも優しい空間にしたいですよね。

 

猫を室内飼いにするなら、運動不足やストレスの蓄積に注意が必要です。

また、猫の性質を理解して、飼い主の手間が少なくなる工夫も取り入れましょう。

 

ここでは、注文住宅の設計からできる、猫と快適に暮らすアイディアをいくつか紹介します。

 

目次--------------------------------------------

・愛猫の好きなことから考える家づくりのポイント

・愛猫の苦手なことから考える家づくりのポイント

・愛猫と私たちが快適に気持ちよく過ごせる家を目指そう

・愛猫の脱走防止に特に気を付けよう

・猫と暮らす家の失敗・後悔した点とは?

・愛猫の過ごしやすい家にする工夫をしよう

・愛猫と住む住宅の施工事例おすすめ3選

・大阪・兵庫・京都・奈良・和歌山で注文住宅をお考えならイエタッタへ

・関連リンク

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愛猫の好きなことから考える家づくりのポイント

 

猫と暮らす家づくりでは、2つのポイントがあります。

愛猫が好きなことを取り入れる方法と、愛猫が苦手なことを避ける家づくりが重要です。

 

まずは猫の好きなことから愛猫が過ごしやすい家を考えてみましょう。

 

・キャットタワーやキャットウォークを作る

 

キャットタワー

 

猫は細くて高い場所を歩くのを好む性質があります。

高い場所は誰にも邪魔されず過ごせるため、猫がのんびりくつろげるでしょう。

たとえば、壁に棚を設置する方法や、天井の梁を利用する方法があります。

 

また、高い場所に登るためのキャットタワーや階段を設置すると、猫は上下運動ができて運動不足解消にもなります。

高さのある猫の運動スペースは、省スペースで設置可能です。

クリアタイプの素材を使用した階段を設置して、下から猫の肉球やお腹が見られるようにしても面白いでしょう。

 

・窓際に日向ぼっこができる場所を作る

 

窓際の猫

 

猫は暖かい場所が好きなので、日差しが入る窓際に猫専用スペースを作ってあげると、喜んで使ってくれるでしょう。

 

太陽の光にあたることで、セロトニンが分泌され猫の精神安定や体内リズムを整えるために役立ちます。

また、暖かい窓際から猫が外を見る楽しみも与えることができます。

 

・トンネルなど狭い場所を作る

 

猫のトンネル

 

猫は狭くて隠れられる、落ち着いた場所を好む性質があります。

また、トンネルを抜けて遊んだり休んだりするのも好きなので、壁に小さなトンネルや狭いくぼみを作ってあげましょう。

 

・爪を研ぐ場所を数カ所設置する

 

猫の爪とぎ

 

猫は、マーキングのためや、気分転換のために爪研ぎをします。

また、定期的に爪を研ぐことで、古い爪を剥がす目的もあります。

 

猫を飼うなら、爪研ぎ場所は複数設置しましょう。

爪研ぎ専用の場所があると、猫は爪を研いで良い場所を覚えてくれるので、お気に入りの場所になります。

猫がくつろぐ場所、猫が通る場所などに爪研ぎを複数設置すると、家具や柱の保護にもなります。

 

 

愛猫の苦手なことから考える家づくりのポイント

 

猫が過ごしやすい家を作るためには猫が好きなことだけでなく苦手なこと、嫌いなことなどマイナスの要素も探して対処することが大切です。

 

・家を清潔に保つ

 

掃除

 

猫はとてもきれい好きな動物で、自分が汚れるのも、周りが不潔になるのも嫌う特徴があります。

 

猫がストレスなく過ごせるよう、猫のトイレは常に清潔を保つようにしてください。

清潔感があり人通りが少ない静かな人間のトイレや洗面所などにトイレを設置すると良いでしょう。

 

また、家の中のホコリや臭い、湿気などにも注意が必要です。

 

・干渉されない落ち着いた場所を作る

 

くつろぐ猫

 

猫は、自分だけで落ち着ける、周りに干渉されない環境を好みます。

高い場所や狭い場所などで猫がくつろげる場所の設置や、部屋を自由に移動できる通路を設置して、猫が自由に過ごせるとストレスが溜りにくくなります。

 

 

愛猫と私たちが快適に気持ちよく過ごせる家を目指そう

 

猫と暮らすなら、猫にも飼い主にとっても快適な家にしたいものです。

以下の工夫で、家族みんなが過ごしやすい家にしてみましょう。

 

・猫のニオイが気にならない壁紙や天井材を使う

 

猫のトイレ

 

猫は暇があれば体を舐めているため体臭は強くありませんが、排泄物のニオイは強烈です。

特に、猫のトイレを設置する場所の壁紙や天井材は、防臭機能付きのものを選びましょう。

 

・キズが付きにくい壁紙や障子を使う

 

障子を破る猫

 

猫に爪を研がれて壁紙が剥がれないようにするため、猫が爪を研ぎやすい壁の角や柱には、キズが付きにくい壁紙を貼っておきましょう。

また、障子も猫が破いてしまうことがあるので、猫が触れても破れにくいプラスチック障子を選ぶと安心です。

 

・空調に優れた家づくり

 

空調が整った家

 

猫は長時間家の中で過ごすことになるため、猫が快適に過ごせる室温に調節するよう、エアコンやシーリングファンなどの空調設備を充実させましょう。

また、空調で新鮮な空気を取り入れることで、猫が好む清潔な空間にできます。

 

・鍵付きのペットドアの設置

 

ペットドアを通る猫

 

猫が自由に部屋を移動できるペットドアがあると、好きな場所に移動できてストレスがなく過ごすことができます。

しかし、猫が留守中にイタズラする可能性があるときは、人がいるときしか猫が入らないよう、鍵付きのペットドアの設置がおすすめです。

 

・キッチンに猫が入らない工夫を

 

キッチンに入った猫

 

キッチンは火を使う場所のため、猫に近づいて欲しくはないでしょう。

また、猫が食べると危険な食べ物もあるので、猫がキッチンに入らないように、独立キッチンやフェンスの設置がおすすめです。

猫が食材に触れられないため、人にとっても衛生的です。



愛猫の脱走防止に特に気を付けよう

 

脱走した猫

 

猫の安全を守るため、猫と暮らす家づくりでは脱走対策が重要です。

なぜ脱走対策が必要なのかその理由と、おすすめの脱走対策を紹介します。

 

・猫の脱走はとても危険

猫が驚いた瞬間や、発情期の猫は、ふとした瞬間に脱走することがあります。

 

室内飼いの猫にとって、外の世界は非常に危険なため注意しましょう。

たとえば、交通事故に遭う、野良猫と喧嘩をする、病気にかかる、妊娠するリスクがあります。

 

驚いて逃げた猫を捕まえるのは容易ではありません。

飼い主の姿が見えても、警戒心の強い猫は物陰に隠れて出てこないことが多いため、脱走させないことが一番でしょう。

 

・玄関の脱走対策

来客の際に猫が脱走しないように、玄関とリビングの間に背の高い柵を設置しましょう。

突っ張り棒式で後から設置できるタイプも売られています。

広い玄関だと既製品では対応できないことがあるため、オーダーメイドがおすすめです。

 

柵は猫が勝手に扉を開けないよう、鍵が付いたタイプが良いでしょう。

格子戸タイプなら、光も視線も通すため圧迫感がありません。

 

・窓からの脱走対策

猫は網戸を自分で開けて脱走してしまうことがあります。

市販の網戸ストッパーを設置すると、猫が簡単に網戸を開けることはできません。

 

ただし、パニックになった猫が網戸に体当たりすると、網戸が破れる可能性があります。

心配なときは、窓にフェンスを取り付けると安心です。

 

 

猫と暮らす家の失敗・後悔した点とは?

 

起こった猫

 

ここでは、猫と暮らす家でよくある失敗例を紹介します。

愛猫のため工夫した家でも、使ってもらえない場合があるため注意が必要です。

 

・キャットウォークやキャットタワーを使ってもらえない

特に高齢猫の場合は、キャットウォークやキャットタワーを使わないことがあります。

また、素材や階段の高さ、設置場所によっても、猫が快適ではない可能性もあるでしょう。

 

猫の性質をよく理解した施工会社に依頼すると、失敗を減らしやすくなります。

 

・猫通路や出入り口を作らなかった

猫が自由に部屋を移動できる出入り口の設置には、費用がかかります。

コスト面が気になって設置しないケースはありますが、猫が通るたびにドアを開け閉めしなければならず、かえって空調が効きづらくなることがあります。

 

・コンセントの位置で失敗した

猫が届く場所にコンセントがあると、イタズラされる可能性があります。

電化製品に猫が触れることで、火災や感電のリスクがあるため、コンセント位置は高い場所の設置がおすすめです。

 

・ツルツルした大理石調の床にしてしまった

大理石調の床材はひんやりとしており、猫が涼しく過ごすことができます。

しかし、ツルツルした床材は、猫が滑りやすいため避けましょう。

 

どうしても大理石調の床材を使いたいときは、大理石調のプリントがされている弾力があるクッションフロアの設置がおすすめです。

 

 

愛猫の過ごしやすい家にする工夫をしよう

 

猫と飼い主

 

愛猫と快適に暮らす家づくりでは、たくさんの施工例を見て、自分の家庭に合うプランを選ぶようにしましょう。

設置費用で迷うときは、デメリットを考慮すると迷わなくなります。

予算や部屋の広さに合わせて、紹介した愛猫が快適に暮らせる工夫の中から、最適なプランを選んでみてください。

 

 

愛猫と住む住宅の施工事例おすすめ3選

 

①愛猫と快適に過ごす平屋住宅

 

【基本情報】

施工事例:猫と暮らす平屋~人も猫も暮らしやすい家~

本体価格 2,000万円~2,499万円

坪単価  50万円~60万円

延床面積 ~180㎡

 

【キャットウォーク】

キャットウォーク

 

【ペットドア】

ペットドア

 

リビングの壁から天井にかけてを大きなキャットウォークに仕上げ、愛猫が楽しんでいる様子をいつでも観察することが出来るようになっています。また、自由気ままな愛猫が好きな時に部屋を行き来できるように、人が通るドアとは別にペットドアを設置しました。

 

②全館空調で猫も人も快適な家

 

【基本情報】

施工事例:全館空調による清潔な空気で、人も猫もいっしょに快適に暮らせる家

本体価格 5,970万円~

坪単価  116万円~

延床面積 168.89㎡/51.0坪

 

【キャットステップ】

キャットステップ

 

【全館空調エアロティック】

全館空調

 

この家は吹き抜けのリビングが特徴で、高窓やスリット窓から自然光がたっぷりと射し込みます。壁面には猫向けのキャットステップが設置され、室内デザインと調和しつつ、ペットが楽しめる空間が提供されています。また、三菱地所ホームはペットに優しい床材やキャットウォークを用意し、全館均一な室温を保つエアロテックシステムを採用しているため、通常であれば冷気の流れる階段室も寒く無く、冬場でもペットの快適な遊び場となります。

 

③愛猫と暮らす動線に工夫を凝らした家

 

【基本情報】

施工事例:猫ちゃんと暮らすお家

本体価格 2,000万円~

坪単価  60万円~

延床面積 105㎡/31.68坪

 

【キャットステップ】

キャットステップ

 

【トイレスペース】

トイレスペース

 

この家は家族の絆を深める設計が施されたI型のLDKを持ち、明るく清潔感のある白を基調としたインテリアが魅力です。リビングには猫用のキャットステップが設けられており、ペットも家族の一員として楽しむことができます。また、リビングからアーチ状の開口を通じて直接アクセスできる猫のトイレスペースがあり、そのすぐ近くに人間用のお手洗いが配置されているため、清潔管理がしやすく、実用的な工夫がされています。

 

 

大阪・兵庫・京都・奈良・和歌山で注文住宅をお考えならイエタッタへ

 

愛猫は外に出ず、一生のうちのほとんどを家の中で過ごすことになります。少しでも愛猫が過ごしやすく家族と一緒に仲良く暮らせる家を目指して注文住宅を建てましょう。

 

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関連リンク

 

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