COLUMN家づくりコラム

LEDライトの選び方。色温度=ケルビンって?  

イエタッタ編集部
2022.02.17

一般家庭において、LEDを使った電球や蛍光灯が主流になりつつある今。LEDとは、「Light Emitting Diode」の略で、電気を流すと光る性質を持つ半導体「発光ダイオード」のことです。白熱電球や蛍光灯と比べて、消費電力が少なく、寿命も長いといわれています。

 

省エネや長寿命という利点の他にも、熱を持たないことや、色味の幅が広いという利点があります。今回は、LEDライトの色選びに役立つ情報を紹介。理想の住まいのイメージやライフスタイルに合わせて使い分けてみてください。

 

 

色温度=ケルビンとは、光の色を表す指標のこと。ケルビン(K)という単位で表します。 光にはそれぞれ色があり、ケルビンの数値が低いほどオレンジがかった色に、数値が高いほど青白い色になります。ろうそくの赤みのある光は2000K、昼間の太陽光の色は5000K~、屋外の晴天の色は10000K。LEDにも多彩な色みがあります。

 

◆LEDの色は大きく分けて4種類

 

 

・電球色 約3000K

オレンジっぽい温かみのある色。明るすぎない、落ち着いた雰囲気が出るので、リビングや寝室などリラックスしたい空間に使うのがおすすめ。逆に書斎や洗面室などには不向きな色みかもしれません。

 

・温白色 約3500K

オレンジと白の中間の、やわらかな色合い。落ち着いた雰囲気を演出しながら、充分な照度もあるので、料理や読書などの作業をするスペースにもぴったり。

 

・昼白色 約5000K

太陽光の明るさに近い、自然な色。どんな部屋にも合うのが魅力。最もナチュラルな明るさなので、選びやすい色ではありますが、電球色に慣れている人や、落ち着いた色が好みの人は明るすぎると感じる場合があります。

 

 

 

・昼光色 約6500K

青みがかった最も明るい色。オフィスでよく使われる色です。自宅では、手元や書類が明るくはっきりと見えるので、ワークスペース、スタディスペースなどに向いています。身だしなみをチェックするパウダールームやクローゼット、モノをしまうパントリーにもぴったり。明るすぎるので目が疲れてしまうこともあり、リビングなど長時間滞在する部屋には不向きといえます。

 

照明器具やLEDライトの商品の中には、電球色と昼光色などの切り替えができたり、色みの他に明るさを調節できる機能がついたものもあります。シーンに合わせて使い分けたいという人は、ぜひそういった商品もチェックしてみてください。

 

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