COLUMN家づくりコラム

花粉シーズン到来!アレルギーの発症を防ぐ家づくりとは

イエタッタ編集部
2022.03.10

花粉が飛散し、くしゃみや鼻づまり、目のかゆみなどに悩まされる季節がやって来ました。花粉症の症状を抑えたり、発症そのものを防ぐためには、どんな家づくりが必要なのでしょうか。また、花粉だけでなく、通年性のアレルギーを引き起こす要因となるカビやダニの発生を防ぐ家づくりについて紹介します。

 

◆花粉を家に持ち込まない!効果的な間取り

・玄関に手洗い場を設置

コロナ禍、感染予防を目的に、玄関に手洗い場を設ける家庭が増加。帰宅時にすぐに手洗い・うがいをすることは、ウイルスだけでなく花粉対策にも効果的です。帰宅後に室内のドアノブなどを触ることで、花粉が広がるのを防ぐことができます。また、外出時に鼻や目の周りに付着した花粉を取り除くため、洗顔をするのも推奨されています。

玄関横に設置できるコンパクトなスタイルの洗面台など、種類も増えています。

 

 

・玄関にクロークを設置

玄関にシューズクロークを設ける場合、上着が掛けられるスペースを作ることもおすすめ。家に入る前に花粉を落としてから、玄関で帽子やコートを脱いで収納することで、室内に持ち込む花粉の量を減らすことができます。

 

・ランドリールームを作る

花粉が飛散している季節、洗濯物を屋外に干すと、取り込んだ時に大量の花粉を室内に入れてしまうことになります。室内でも快適に洗濯物が干せるよう、専用のランドリースペースを確保するのがおすすめ。近隣の目や時間、天候を気にせず洗濯物が干せるというメリットもあります。もちろん、室内干し用のワイヤーを取り付けたり、洗面室に物干しバーを付けたり、浴室乾燥器を活用するのも手です。

 

・床材や壁には、花粉が付着しにくい素材を使う

静電気を帯びやすいビニールクロス、カーペットや畳にはホコリ花粉が付着しやすいといわれています。掃除を楽にするためにも、自然素材の塗り壁材、フローリングを選ぶことをおすすめします。

 

◆カビ、ダニの発生を防ぐ家づくりとは

こまめに掃除をしたり、空気清浄機を活用するなどして室内をきれいに保つのはもちろんですが、アレルゲンとなるカビやダニの発生を予防するには、結露対策をしっかりと行うことが大切。

湿気を含んだ空気が滞留しないよう設計され、十分な性能の換気システムを備えた高断熱・高気密な家は、結露が起きにくいといわれています。その理由は、隙間のある家と比べて空気の循環をしっかりと行うことができることにあります。

また、木材や珪藻土、漆喰といった調湿性に優れた自然素材を使用することによって、家にいても湿気や乾燥を感じることなく、四季を通して快適で健康的な生活をおくることが可能です。

 

高性能フィルターを備えた換気システムは、花粉や黄砂などを含んだ空気を排気し、クリーンな空気を取り込むことができます。長く快適に、健康的な暮らしをおくるためにも、徹底してアレルゲンを排除できる家づくりについて、信頼できるビルダーに相談してみてくださいね。

 

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