COLUMN家づくりコラム

耐震診断のこと、知っていますか?

イエタッタ編集部
2021.08.30

平成7年の阪神淡路大震災、平成23年の東日本大震災、平成28年の熊本地震など日本国内では数多くの地震が発生しています。建物の耐震基準を定めた建築基準法は、大地震が発生するたびにその耐震基準が見直され、改正も行われています。したがって日本全国にはいわゆる「旧」耐震基準の建物が多くあり、震度6や震度7の大きなレベルの地震が発生すれば、日本全国で多くの建物が倒壊する危険性を有しています。

 

耐震診断とは?

そう言った危険を防ぐために行うのが耐震診断です。耐震診断とは既に建ててある建築物を現在の耐震基準(新耐震基準)での耐震性の有無を確認することです。その多くは昭和56年6月以前の旧耐震基準で設計されている建物の耐震性を確認する内容となります。診断を検討している人で、対象の建物がどの時点での耐震基準で建てられたのかがあやふやな人は一度施工した会社や設計士に確認してみてください。

また、新耐震基準後に建築した建物でも、気になる場合は依頼してみましょう。

 

補助金がある?

耐震診断や診断の結果、改修が必要となった場合の耐震改修ですが、それらにはもちろん費用が発生します。しかし、市町村など地方公共団体によっては独自の補助制度がありますので、一度お住いの市町村に問い合わせたり、ホームページなどを確認することをお勧めします。

9月は防災月間。この機会に一度住まいの耐震や防災について考えてみてくださいね。

 

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