COLUMN家づくりコラム

あなたはどのタイプ? 家づくりパートナー選び

イエタッタ編集部
2021.10.18

工法を学んだり、マネープランニングが済んだら、いよいよパートナー選び。マイホームの設計・施工をどんなパートナーに依頼するかを考えていきましょう。依頼先は、大きく分けて「工務店」「ハウスメーカー」「設計事務所」も3つ。まずは、それぞれの特徴や得意分野を知りましょう。

 

下記のチャートから、あなたにおすすめのパートナータイプを見てみましょう。しかし、あくまで参考程度に。それぞれの特徴を理解し、「パートナー選びの3つのポイント」をしっかり押さえて、自分たちのイメージに合ったタイプを選び、依頼先候補を数社に絞りましょう。その数社にラフプランや概算見積もりなどを出してもらい、慎重に検討を。最終的に自分たちに合った一社を選ばなければいけませんが、これがなかなか難しいもの。しかし、家づくりの成功はパートナー選びで決まります。焦らず、信頼できるパートナーを見つけましょう。快適な生活を送るためには、暮らし始めた後のメンテナンスも考え、アフターケアがあるかどうかなど、長いお付き合いができるかも確認を。

 

 

 

Aのあなたは…「設計事務所」タイプ

 

こんな人に!

・狭い敷地でも、工夫を凝らした快適な室内空間をデザインしてほしい。

・自慢したくなるオンリーワンの家を建てたい。

 

特徴

・設計提案力に優れ、独自の家づくりができるが、施工は契約工務店を行う。

・設計通りに行われているか整理する能力が高い。

 

メリット

・オードーメイド対応で、部材や設備も自由に選択できる。

・制約条件にも柔軟に対応。

 

デメリット

・設計や建材、施工方法にこだわるため、全体的に費用がかかる。

・着工まで時間がかかり、設計図面ができるまで工事費が出せない。

 

 

Bのあなたは…「工務店」タイプ

 

こんな人に!

・細かい配慮ができ、融通の利く地元の会社にお願いしたい。

・間取りやデザインにこだわり、コストも抑えた、オリジナルの家を建てたい。

 

特徴

・自由設計で、施工まで一貫して行う地域密着型。

・昔ながらの職人が良質な建材を使用し、施工力にこだわるところが多い。

 

メリット

・建て主の好みや条件に合わせた設計。

・販売経費や営業経費などがいらないため、一定以上の品質で費用も抑えられる。

 

デメリット

・監理する側とされる側が同じため、チェック体制が甘くなることがある。

・保守的な傾向があるので、新しい技術への対応が苦手な場合がある。

 

 

Cのあなたは…「ハウスメーカー」タイプ

 

こんな人に!

・企業規模による安心感や、家づくり全般にわたるサポートがほしい。

・できるだけ工期を短くしたい。

 

特徴

・設計から施工まで一貫して行う。

・土地探しから資金計画、アフターメンテナンスまで、家づくり全般をサポート。

 

メリット

・高い品質を維持しており、工期も短め。

・モデルハウスやカタログなどで、完成形をイメージしやすい。

 

デメリット

・設計や製品に、多少の制約があり、外観や屋内空間が均質的になりやすく、変形地や狭い土地では建てられない場合がある。

 

 

【パートナー選びの3つのポイント】

1 必ず完成見学会やモデルハウスを見学

建てたいと思っている家のデザインや予算が合う会社を選ぶために、 必ずその会社の建てた家やモデルハウ スを見学しましょう。 ラフプランや概算見積りを出してもらうときは、 要望や予算がきちんと反映されているか確認を。 もし異なっていたら理由を聞いてみましょう。

 

2 その担当者、信頼できる?

担当者との関係がいい家づくりを左右します。 何度かやりとりをする中で相性を見極めて。 身だしなみや言葉づかい、 時間に正確か、真摯に話を聞き何でも相談できるか、などがポイント。 プロとして、できないことは はっきり言ってくれるかも大切。

 

3 建てた後のアフターケア体制もチェック

家は住み続けると不具合が生じるもの。 建築後にも点検があるのか、 費用はどうなのかなど、 アフターケアの体制を確認しましょう。 建てたら終わり、ではなく、建てた後も長くお付き合いができるパートナーを選ぶこと。

 

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