COLUMN家づくりコラム

着工から完成へ、新居生活スタート!の前にチェックしておくべきこと。

イエタッタ編集部
2021.10.28

無事に工事を終え、ついにマイホームが完成!とても嬉しい瞬間ですよね。早速新居での生活をスタートさせたいところですが、最後に住まいの仕上がりに問題がないか、チェックしておくことが大切です。

 

念願のマイホームが完成。引き渡しの前に、忘れてはいけないことがあります。それは、すべての仕上がり状態が自分の注文した通りに建てられているか、問題がないかをチェックうる「竣工検査」です。

 具体的には、工事の清掃状態や、壁や床などの汚れ具合、設備の操作性、扉の閉会、照明、ガス、電気、水道の確認など、目で見ることはもちろん、すべて実際に使って確認しましょう。事前に確認すべきことをリストアップしておくのもいいですね。スムーズに、もれなくチェックできるように、デジタルカメラ、メジャー、メモなども用意しておくと便利です。

 

 

 もし不具合があった場合は、どんな小さなことでも遠慮せずに、立ち合いのパートナーや施工業者に言って直してもらいましょう。この竣工検査で不具合を指摘しないと、入居後に気付いてもいつ発生した不具合かを証明することができず、余計な修理代がかかる可能性もあります。入居後に不具合が生じる可能性も考えて、気軽に連絡が取れるようにしておけば、将来のメンテナンス時にも安心ですね。

 

 最後に、「登記」手続きを済ませたら、晴れて新居生活がスタート!登記手続きとは、役所の登記簿に建物の所在を登録する手続きのことです。パートナーが紹介してくれた司法書士に、代理で行ってもらうのが一般的。また、物件を担保にして住宅ローンを借りる際は、物件に抵当権を設定しなければならず、前提条件として物件が自分たちの所有物であることを証明することが必要です。登記が済み、権利証を受け取れば、完成した家は名実ともにオーナーのもの。近隣に挨拶をして、気持ちよく新生活をスタートしてくださいね!

 

 

建築後の税金や無償修理

 家が完成したら、税金の支払いがあることも覚えておきましょう。一度だけ納める「不動産取得税」、毎年かかる「固定資産税」や「都市計画税」などがあります。住宅の場合、不動産取得税は軽減が受けられ、さらに一般の木造住宅は、新築後3年間は固定資産税の軽減措置があります。また、新築住宅に大きな不具合が生じたら、施工会社は無償修理が法律で義務付けられています(住宅瑕疵担保責任)。引き渡しから10年の間に床の傾きなど重大な欠陥が見つかったものの、施工会社が倒産していた場合、保険会社から支払われる保険金で修理ができます。もしものときにそなえ、いろいろと学んでおきましょう。

 

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