COLUMN家づくりコラム

知っておきたい住宅建築の基礎!坪って何?

イエタッタ編集部
2023.07.05

 

知っておきたい住宅建築の基礎!坪って何?

間取りの説明

 

「坪」とは、土地や家などの不動産の広さを表すときに使われる単位です。

坪という呼び方を聞いたことはあっても、一坪どれくらいの広さなのか、坪単価をどのように計算するのかなど、坪についてよく知らない人も多いのではないでしょうか。

注文住宅を検討しているなら、坪についてよく理解しておきたいですよね。

ここでは、家を建てる上で必要不可欠な「坪」について詳しくご紹介します。

 

目次--------------------------------------------

・注文住宅における坪単価とは?

・注文住宅の坪数・坪単価の計算方法とは?

・現在までの坪単価の推移

・大阪・兵庫・京都・奈良・和歌山で注文住宅をお考えならイエタッタへ

・関連リンク

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注文住宅における坪単価とは?

坪単価を計算をしている画像

 

坪単価とは、一坪あたりにかかる建築費のことです。

一坪の広さは約3.3平方メートルで、畳2枚分ほどです。

例えば、坪単価40万円で50坪の家を建てた場合、建築費用は2000万円となります。

同じ広さの家を建てる場合、坪単価に応じて費用が変わってくるため、坪単価を知ることで大まかな施工費がわかるほか、家のグレードの指標にもなるでしょう。

ただし、ここで注意したいのが坪単価に含まれる建築費の内容です。

 

坪単価に含まれる費用の内容は明確に決まっていません。

そのため、屋外や配線などの別途工事費、税金などの諸経費が含まれているかどうかは、メーカーによって異なるのです。

 

一般的に、坪単価から計算した本体価格は費用全体の75%程度と言われており、坪単価には残り25%が含まれていないのが現状です。

坪単価にどこまで含まれているかで建築費用は大きく異なるため、比較するときは坪単価だけで判断しないようにしましょう。

 

注文住宅の坪数・坪単価の計算方法とは?

 

坪単価の計算方法は、以下の通りです。

 

坪単価 = 建物の本体価格 ÷ 延床面積(坪)

 

例えば、建物の本体価格が1500万円、延床面積が30坪だった場合

1500万÷30坪=50万で坪単価は50万円となります。

不動産広告などに坪単価が記載されている場合、上記の計算式に当てはめることによって本体価格を計算することができます。

ただし、以下のような注意点もあります。

 

・延床面積ではなく施工床面積を用いるメーカーもある

坪単価を計算する際、延床面積を用いるメーカーと、施工床面積を用いるメーカーがあります。

延床面積とは、すべての階の床面積を合計したもので、これにはベランダや玄関などは含まれません。

対して施工床面積とは、ベランダや玄関なども含めた面積のことを指します。

本体価格が2000万円、延床面積が32坪、施工床面積が40坪の家を建てる場合

 

【延床面積で計算した場合】 2000万÷32坪=62.5万円

【施工床面積で計算した場合】 2000万÷40坪=50万円

 

上記のように、同じ本体価格でも施工床面積で計算する方が坪単価は安くなります。

延床面積と施工床面積、どちらで計算するかによって坪単価は大きく差が出るため、事前にハウスメーカーに確認しておくと良いでしょう。

 

・延床面積が小さくなるほど坪単価は割高になる

坪単価には、別途工事費や諸経費が含まれているケースが多いです。

そのため、単純に延床面積を5坪小さくしたからといって、5坪分の費用が抑えられるわけではありません。

逆に、面積が小さくなればなるほど坪単価は割高になるケースが多いため、「家が小さい=費用が安い」とはならないことを覚えておきましょう。

 

現在までの坪単価の推移

 スマホでウェブサイトを確認す血

注文住宅を検討していても、どのタイミングで建てるのがベストなのか迷うこともあるのではないでしょうか。

そんなときは、注文住宅の価格がこれまでどのように推移してきたのかを参考にしてみると良いでしょう。

 

建築坪単価はここ数年間上昇し続けており、2010年の建築坪単価(全国)は54.5万円/坪だったものが、2022年には62.9万円/坪まで上がっています。

特に近年、注文住宅の取得価格が急激に上昇しているのです。

理由は主に2つあります。

 

ひとつは、家を建てるための資材が手に入りにくいことです。

輸入木材の不足や原油価格の高騰により、注文住宅の価格は値上がりが続いています。

数年前に比べると、その値上げ幅は10〜15%にもなると言われています。

 

もうひとつは、需要が高まっていることです。

近年、在宅ワークやリモートワークといった新しい働き方が増えており、「家にいる時間を快適にしたい」と考える人が増えています。

首都圏ではマンション価格の上昇が続いていることもあり、マイホームを手に入れるなら戸建てを希望するケースも少なくありません。

これらの理由から、注文住宅の建築坪単価は今後もしばらく高値が続くことでしょう。

 

大阪・兵庫・京都・奈良・和歌山で注文住宅をお考えならイエタッタへ

 

今回は住宅建築の基礎となる「坪」について詳しくご紹介しました。

注文住宅を考えているなら、坪に対する知識や単価の計算は避けては通れません。

坪単価には、別途工事費や諸経費も関係してくるため一概に比較することは難しいのですが、おおよその費用を予測するためにも、坪単価の計算方法をよく理解しておくのがおすすめです。

 

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