COLUMN家づくりコラム

注文住宅で夢のガレージを実現しよう!最新情報2024

イエタッタ編集部
2024.04.03

注文住宅で夢のガレージを実現しよう!最新情報2024

 

ガレージ

駐車スペースの一種であるガレージは、大切な車を保管する家づくりに欠かせない部分です。

ガレージとは屋根のほか、3方向を壁で囲んだ建物をいい、前方をシャッターにすると車を雨風から守り、防犯にも役立つ設備です。

夢のガレージがある理想の住まいを実現するため、ガレージに関する情報を詳しく紹介します。

 

目次--------------------------------------------

・なぜガレージが必要なのか?ガレージの役割とは?

・ガレージとカーポートは何が違うのか?

・ガレージにはどのような種類のものがあるの?

・ガレージでできることとその時の注意点とは?

・大阪・兵庫・京都・奈良・和歌山で注文住宅をお考えならイエタッタへ

・関連リンク

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なぜガレージが必要なのか?ガレージの役割とは?

 

PLEASANT/ 人生を楽しむ、大人のガレージハウス

(引用:PLEASANT/ 人生を楽しむ、大人のガレージハウス

 

屋根と壁で囲んだスペースをつくるガレージは、どのような方におすすめかを、メリットをあげながら解説します。

メリットを知り、注文住宅の設計に取り入れるかを検討しましょう。

 

・車の乗り降りがしやすくなる

ガレージは屋根があるため、雨など天気の悪い日も傘をささずに車へ乗れます。

小さなお子様や高齢の方がいるご家庭や、買い物をして荷物が多くなった時も、雨に濡れる心配なくスムーズな乗り降りができます。

 

・雨風や犯罪から車を守る

ガレージは屋根と壁で囲まれたつくりなので、車に雨や風があたらず、汚れや傷つきを防ぎます。愛車を傷つけたくない方や犯罪・いたずらが心配な方は、ガレージがあると安心です。ちなみに最も防風・防塵・防犯効果の高いつくりは、前方をシャッターにして、下ろすと個室になるタイプです。

 

・趣味を楽しめる

外からガレージ内が見えないタイプを選ぶと、シャッターを下ろせば自分だけの趣味の空間が広がります。愛車の手入れやDIYなど、趣味を満喫する場所としても人気があります。ゆったりとした広さのガレージにすれば、天候を気にせず家族や友人とBBQを楽しむことも可能です。

 

アウトドア用品などかさばるものの収納場所としても重宝するので、ガレージは駐車場としてだけでなく、幅広い使い方ができるスペースです。

ホームパーティーを楽しみたい方、収納スペースを広げたい方はガレージがあると便利です。



ガレージとカーポートは何が違うのか?

 

家づくりで考えたい駐車スペースの構造は、ガレージのほかにカーポートもあります。

ガレージとカーポートそれぞれのメリット・デメリットを知り、どちらが最適か検討しましょう。

 

・ガレージのメリット・デメリット

ガレージ

 

ガレージは先ほど書いたように屋根と壁で車を囲う構造が特徴で、雨や雪・鳥のフン・紫外線・潮風などから車を守り、傷や汚れ、劣化を防げます。車の洗車回数や塗装を長持ちさせる効果も、メリットのひとつです。鍵付きシャッターを設置すると防犯性が高まるので、収納スペースとしても活用できます。棚や窓をオプションでつけると部屋のようにも使えるので、あらゆる目的で使用することが出来る便利なスペースです。

 

その反面、広さのあるガレージをつくるには敷地が必要で、大きなガレージを建てると敷地を圧迫してしまいます。また、ガレージの設置は基礎工事を行うため、費用と長い工期がかかるだけでなく、ガレージが不要になった場合の撤去費用も高額です。シャッターを閉めると風雨などは入りづらくなりますが、屋外とつながるため虫が住みつきやすいので注意しましょう。

さらに注意しなければいけないのが固定資産税です。屋根と3方向以上を囲む土地に固定されたガレージは、固定資産税の課税対象になります。

 

・カーポートのメリット・デメリット

カーポート

 

カーポート最大のメリットはコストパフォーマンスの良さで、加えて短い工期と使わなくなった場合の撤去費用も安くすみます。雨や雪、紫外線から車を守り、悪天候の日も濡れずに車の乗り降りをしたいものの、安く設置したい方におすすめです。

屋根と支柱で構成するカーポートはあらゆる場所へ設置ができ、広さが確保できなくても、屋根の角度や柱の本数を調整して設置できます。壁のないつくりのため圧迫感がなく、車の出し入れのしやすさもメリットです。

 

屋根と柱のみのつくりのため、風雨から車を守る点や防犯面、耐久性ではガレージに劣ります。また支えが柱だけなので、大雪や台風などでカーポートが倒れると自宅や周囲に破片が飛び、損害を与えることがあります。狭い敷地でも設置できますが、敷地全体に建てると隣家へ雨や雪が落ちトラブルに発展するおそれがあるので、配慮して建てましょう。

 

・様々な工夫をしたい方はガレージ、安く済ませたい方はカーポート

いかがでしょうか?このようにしっかり拘って様々な工夫をしたり、特別に実現させたいことがある場合はガレージがおすすめです。一方、他の場所に費用を割きたい場合、安く済ませたい場合、車の上に屋根を設けたいだけの場合などはカーポートを選ぶのがおすすめとなります。



ガレージにはどのような種類のものがあるの?

 

ガレージの種類は、注文住宅の玄関の位置を検討しつつ、理想の住まいの設計に応じたタイプを選びましょう。ガレージの種類を2つ、そのうちビルトインガレージは、さらに3つに分けて解説します。

 

・独立式ガレージ

独立式ガレージ

 

自宅とは別でガレージを建てるタイプです。

自宅の工期に関係なく建築でき、比較的安いメリットがある反面、車に乗るにはいったん玄関から外へ出るデメリットがあります。

 

・ビルトインガレージ

あらかじめ住宅の中にガレージを設計し住宅とひとつになったものをいい、ガレージハウスとも呼びます。3タイプのビルトインガレージについて、解説します。

 

①完全分離タイプ

自宅の隣にガレージを設置するので、居住スペースと駐車スペースは完全に別です。

そのため、居住スペースの設計の自由度が高いことと、お互いが離れているため、振動や騒音が響きにくいことがメリットです。居住スペースとガレージを並べて建てるため広い敷地が必要で、ガレージへ行くには玄関を出なければならないデメリットがあります。ただし勝手口をつけて導線を確保すると、スムーズな行き来ができます。

 

②完全インナータイプ

愛車と海を眺められるLDK

(引用:【建築家と建てる家】愛車と海が見える平屋ガレージハウス

 

住宅の1階部分にガレージをつくり、その隣にリビングと個室、2階にはそれ以外の居室を設計します。隣接するリビングとガレージの仕切りをガラスにすると、車をながめつつ暮らせるので、車好きにはメリットです。

完全インナータイプはガレージの両側を壁で囲めるため、安全性はより高くなります。

その分、ガレージを生かす設計の工夫が不可欠で、騒音や振動が居住スペースへ響きやすく、常に換気が必要というデメリットがあります。

 

➂半インナータイプ

半インナータイプ

(引用: SUSTAINABLE/ 過去、現在、未来をつなぐ三世帯住宅

 

住宅の1階部分にガレージがあるものの、オープンタイプのため完全な個室にはなりません。完全インナータイプと同じく、リビングなどをガレージの隣へ設置し、それ以外は2階へ配置します。

 

 

ガレージでできることとその時の注意点とは?

 

住まいにガレージをつくった場合の、具体的な活用方法を紹介します。

あわせて注意点もまとめたので、魅力的な活用方法を見つけましょう。

 

・車をしまうだけの最もシンプルな場合

ガレージ

 

車の収納のみが目的のシンプルなガレージは、駐車台数により国土交通省が目安を決めています。

車1台の場合は幅2.5m×奥行6.0mですが、ビルトインガレージにする時は、最低でも幅3.0m×奥行6.0mと幅に余裕を持たせましょう。

坪数で示すと、1台なら4~5坪、2台なら8~10坪程度は必要です。

 

車いすの乗り降りをする場合は、さらに余裕を持って幅3.5m以上の確保が必要で、車の後部から乗り込むタイプは奥行きに余裕を持たせましょう。

車を置くだけのガレージであっても換気扇は不可欠なので、上下2箇所へ設置し、給気口も必要です。

 

・愛車の整備や洗車をガレージの中で行う場合

ガレージで車の整備をしている

 

コンクリートやタイルなど、汚れや水に強い床材を使い、耐久性を確保しましょう。

排水しやすくするため床には適度に傾斜をつけ、排水溝と油水分離槽も設置します。

また、溶剤や洗剤などを使う為にはしっかりとした換気設備が必要になります。

 

また、汚れた洗車水をガレージに広げないために、水吸水マットを使って誘導しましょう。すべりにくい環境をつくり、洗車後の水たまりを防ぐので、ガレージ内の安全に役立ちます。

 

・土間収納の延長として趣味を楽しむ場合

趣味を楽しむガレージ

 

ガレージの中の一部分に床を作り、土間の延長のようなイメージのガレージにします。車は土間の部分に置くイメージです。

またガレージ内に棚を設置すると、サーフィンボードやスノーボード、キャンプ用品などあらゆるものを収納できます。床から天井までの棚をつくり、アイテムごとにまとめると見つけやすさがアップするでしょう。ガレージの前面に設置すると車を横付けできるので、荷物の出し入れが楽になります。

 

・トレーニング器具を置いてジムのようにする場合

トレーニング

 

ガレージは武骨で勇ましい雰囲気を感じられる空間でもあります。

そんな空間にトレーニングマシーンを設置すれば自分を限界まで追い込み、高められるかもしれません。

一部をトレーニングジムとして活用する場合は、ジム用に6畳程度の広さを確保しましょう。床を保護するマット・トレーニングマシン・トレーニングミラー2枚(可能であれば3枚以上)を用意します。

ここで使うマットは一般的なタイプではなく、ゴム製を用いましょう。

 

・仲間と集まってガレージの中で過ごす場合

仲間とお酒

 

ガレージ内に中二階を設置すると、仲間で集まり楽しく過ごす隠れ家のようなスペースができます。中二階をつくるには、ある程度高さに余裕を持ったガレージを建てましょう。

 

・ガレージの中でキャンプをする場合

キャンプ

 

天候を気にせず、移動時間や手間をかけずにいつでもキャンプを楽しめます。また、ガレージなら土足で過ごす空間なので、公園などで使用したキャンプ道具をそのまま使用することが出来ます。

証明にランタンを使う場合は、紫外線タイプは虫が集まりやすいので、LEDタイプがおすすめです。

 

・ガレージを防音仕様にして音楽を楽しむ場合

ギター

 

音の防音には、遮音、吸音、防振・制振の方法があります。遮音は音を遮断するための処理で、鉛を使用したシートが効果的です。吸音は音を吸収する方法で、ウレタンスポンジやグラスウールが使われます。両者を組み合わせることで防音効果を高めることが出来るのでおすすめです。

後付けで防音を実現したい場合はパネル式の防音壁を使うと良いでしょう。ガレージに穴をあけて吸音材や遮音材を設置すると、錆びて劣化するおそれがあるため注意が必要です。音楽を楽しむための機材置き場も一緒に作成すると充実して過ごせるでしょう。

 

 

大阪・兵庫・京都・奈良・和歌山で注文住宅をお考えならイエタッタへ

 

注文住宅でガレージを設置したい方のために、ガレージの種類や具体的な使い方などを紹介しました。

家族の意見や予算などに合うガレージを設計に取り入れて、理想の住まいを叶えましょう。

 

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