COLUMN家づくりコラム
分譲住宅や建売住宅を見学する際に見るべきポイントを詳しく解説
分譲住宅や建売住宅を見学する際に見るべきポイントを詳しく解説
分譲住宅や建売住宅を購入する前には、必ず見学に訪れる機会があります。
この際に漫然と案内されて購入を決めてしまうと、住んだ後で予想していなかった不便さが出てきてしまうこともあります。
こうした事態を避けるには、住宅を見学する際にいくつかのポイントを押さえることが必要です。
こちらの記事では、見学で気をつけるポイントや用意しておきたいアイテムなどについて解説していきます。
目次--------------------------------------------
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見学前に下調べをしよう
実際に分譲住宅や建売住宅を見学する前に、あらかじめ調べておくと良いポイントがいくつかあります。
ここでは、物件選びをスムーズに進めるために押さえておきたいポイントについて解説します。
1.販売価格の確認
住宅の販売価格が予算に見合っているかどうかを確かめ、立地やエリアの相場を把握しておきましょう。
特に、分譲地では具体的な価格が掲載されていないこともあるため、希望の区画があれば事前に電話で確認しておくのがおすすめです。
2.販売棟数の調査
同時に販売される棟数から、建物の環境やエリアの特徴を推察できます。
販売される棟数が多い場合は新規開発地、整理された住宅地の可能性が高く、入居者も新しく転入してくる人が多いと言えるでしょう。
3.立地環境の調査
見学前にその分譲地の立地環境を調べ、交通利便性や生活利便性を確認しましょう。
航空写真や3Dマップなども活用して周囲の商業施設までのルートなどを確認し、生活する際の利便性をチェックしておきましょう。
4.災害リスクの確認
自治体のハザードマップを利用して、購入したい土地の災害リスクを事前に調査するのも大切です。
特に日本の住宅では地震や津波、水害など災害が多いため、海や川の近くであれば海抜や土地の高さ、埋立地か否か、山を切り開いた切り土なのか盛り土なのかなどを把握し、しっかりリスクに備えておくことはとても重要です。
5.用途地域の確認
住宅用地、商業用地、工業用地など、都市計画法に基づく用途地域を確認することで、そのエリアがどういった特徴のある土地なのかが把握できます。
用途地域の詳細については下記の記事にまとめているので、そちらも参考にしてみてください。
注文住宅のはじめの一歩、土地探し・土地選びのコツについて《前編》土地ルールについて
6.面積・間取りの比較
前もって不動産情報から土地と建物の面積を確認し、庭や駐車場のスペースをイメージしておきましょう。
このように事前に基本情報を集めることで、将来の近隣関係、住む人々の収入水準、治安の状況などを予想することが可能です。
また、自身が考える理想の生活スタイルを明確にし、整理しておくことが望ましいです。
見学にもっていくと役立つものを用意しよう
物件の見学を効率良く行うには、以下のアイテムを持参すると便利です。
1.住宅の図面・間取り図、住宅周辺の地図
これらのアイテムは、見学時に各部屋の大きさを採寸し、気づいたポイントをメモするのに役立ちます。
大きめの地図や図面を持参すると細かいメモを記入しやすくなり、見学先の部屋のレイアウトや窓の向きなどを確認する際に活用できます。
2.チェックするポイントをまとめたメモ
見学時に確認すべきポイントを事前にまとめておくと、見落としや確認漏れを防ぐことができます。
例えば、収納スペースの有無や窓からの眺望を確認するなど、具体的な項目をリストアップしておくと効果的です。
3.メジャーや方位磁針、カメラ等
寸法を測るメジャー、方角や日当たりを確認する方位磁針、記録用のカメラなど、記録を残すのに便利なアイテムは忘れずにもっていきましょう。
見学時には、様々な場所の採寸や記録を行うため、当日は動きやすい服装で現地に向かうのがおすすめです。
物件の細部まで記録しておくと、後で検討する際に正確な情報に基づいた判断ができるでしょう。
見学した際に確認すると良いポイント
ここでは、実際に見学に訪れた際に確認しておくべきポイントについて解説します。
・周辺環境や地盤・基礎などがしっかりしているか
建物の基礎や土地の地盤の安定性は、住宅の寿命を左右する重要なポイントです。
地盤の強さや土地の工事の詳細なども業者に確認して、安心な環境かどうかを確認しておきましょう。
・家の中の日当たりは時間・季節を通して問題ないか
日当たりはそれぞれの方角の建物の有無によって大きく影響されます。
見学時の季節以外も考慮し、室内の明るさや陽射しの方向を確認しましょう。
四季を全て見学するのは難しいので、せめて朝・昼・夜の1日を通した日当たりは実際に見て確認しておきましょう。
・断熱・温度・湿度などは問題ないか
断熱性能や温度、湿度に問題ないか確認しておくと、住み始めてからの快適さが予測しやすくなります。
ただし、見学時にはエアコンがフル稼働している場合が多いため、その点も頭に入れておきましょう。
・収納スペースはしっかりと足りているか
住宅の収納スペースの有無や広さは特に重要です。
通常、戸建て住宅は床面積の20%が収納スペースであれば快適、一般的だと12~15%と言われていますが、建売住宅(分譲住宅)は12〜13%で設計されている場合が多いようです。
さらに収納場所によって使い勝手が変わってくるため注意して確認しておきましょう。
・点検口があるか・どのようなメンテナンスが必要になるかなど
床下や天井裏、屋根裏に点検口があるかどうかは、将来的なメンテナンスのしやすさにかかわってきます。
点検口がない場合、建物の状態を把握しにくく、将来的に不便が生じる可能性があるでしょう。
・品質が低くなっていないか
設計図や仕様書に記載されている情報から、建物の性能を確認できます。
また、住宅性能評価書や長期優良住宅の認定があれば、より高い品質が期待できるでしょう。
大阪・兵庫・京都・奈良・和歌山で注文住宅をお考えならイエタッタへ
実際に分譲住宅を見学する際に気をつけたいポイントを解説しました。
現地に滞在できる時間は限られているため、スタッフと入念にコミュニケーションをとるなど、なるべく情報の取りのがしがないように気をつけましょう。
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